騒音装置
一般的に『リスク』と『コスト』は相関関係にある。タイなどでも長距離バスがたくさん走っているけれど、皆さんリスクを認識してます。日本人駐在員など絶対乗らない。毎日のように事故が起きているからだ。やはり最後は人任せ。自分の命を預けられるかどうか、自分で決めるしかありません。
私は居眠り運転を”された”ことが3回ある。始めての「おわっ!」となったの、アメリカ。50ccバイクで大陸横断した帰りのこと、友人と交代でレンタカーのフォード・ピントを運転して帰ってきたのだけれど、2500kmほど走った時(私はリアシートを倒してラゲッジに寝ていた)、気がついたら止まっている。
あれ? と思って見たらインターステーツの中央分離帯の中のグラベル。友人は運転席で爆睡中。運転中、寝たままコースオフしたことが判明した。くわばらくわばら。2回目は30年前のこと。鈴鹿サーキットの20周年イベント取材のため、深夜東京を出て鈴鹿に向かった。運転手は当時の弟子。
夜中の3時くらいに「ドガン!」という大きな衝撃が! なんだなんだ! と思ったら、居眠りで東名の側壁に当たったのだった。運良く橋の部分だったため、乗り上げずホイールを引っ掻いただけで済んだ。この時点で2回死んでいてもおかしくない。しかし! 2度あることは3度ある。3回目は一段とアブなかったです。
私が500km走り睡魔に襲われたので「100kmだけお願い」とバトンタッチ。助手席で寝ていてガタガタという振動。気がついたらアメリカのインターステールの路肩を100km/h以上で土煙上げながら走っていた! うひゃ〜! インターステーツって居眠りを許容する構造になっているのだろう。
コースオフするとガタガタ音が出たり、グラベルになったりするけれど、基本的にガードレールや壁や段差までは少し距離ある。1車線くらいコースオフしても、振動などで起きれば道路に復帰可能。日本も走行車線の左ラインと、追い越し車線の右ラインに大きな音を出す装置を付ければいいかも。
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痛ましい事故が続いています。
防ぐことができたのでは?
って、みんなが知恵を絞っている。
師匠も!
いろんな見方、つまり、多面的な見方がとても大切。
kunisawa.comのページに指摘されているように
安全装置もそうですし、
このページに書かれているように
インフラ整備もそうですよね。
いつもながら、師匠のその見方から
気付く点が多々あり、ありがたく思います。
何か有ると規則が…と言われ、締付ける方向に
行きますがそれでも事故は減らないでしょう。
自分でリスク管理する。出来ない事は無理しない。
その精神をもっと広めましょう。
「安全の為には費用が掛かる。」
を忘れないようにしなくてはなりません。