驚いた! F1表彰台ゲットでホンダ全体が上向きに!
F1開幕戦オーストラリアでホンダのパワーユニットを使うレッドブルが3位表彰台という成績を獲得するや、まか不思議! 突如ホンダの元気出た! 昨日来、ホンダ社員やOBとメールしたり電話したりフェイスブック見たりするとハッキリ解ります! 上昇気流、神宮のいちょう並木で全開走行させたあたりから始まっていたのだけど、オーストラリアGPで加速しましたね!
やっぱりホンダってF1が大切なんだな、と改めて実感する。もちろん表向きはあまり喜んでいるような顔じゃない。でも心の中で改めて自分の会社のプライドを感じたりしてるようなのだった。F1に全く興味や関心ないと言われている青山本社の営業系社員すら「もしかしたらオレは日曜日の夜からネットにたくさん出てくるホンダF1凄いの記事を見て喜んでるのか?」状態。
誰も書かないけれど、ホンダのパフォーマンスはバルセロナテストの時より上がっているんだと考えます。だからこそオーストラリアじゃ全ての計測点でホンダが最高速を記録した。言うまでも無く最高速ってダウンフォースとパワーのバランスで決まる。ニューウェイが予想したパワーを上回った分、最高速が伸びちゃったワケ。バーレーンではダウンフォース付けてくることだろう。
バーレーンで良い方向を向けば、ホンダの元気は一段と良くなっていく。遠からず「足下の地面しか見ていないようなショッパいビジネス」しか考えていない国内販売部門も「一生懸命やらなくちゃカッコ悪いな」みたいな反省モードに入るかと。いや、入らないようなら前向きのメンバーに総入れ替えしたっていい。今年の終わり頃になると、ホンダは生まれ変わっていると予想しておく。
トヨタも興味深い。説明するまでも無くトヨタはTOP自ら競技をバックアップしている。先週末の全日本ラリーにまでGRの友山さんが来てました。モリゾウさんはといえば、フェイスブックで必ずモータースポーツの結果を紹介してます。先週も金曜日はWECセブリング1000km。そして日曜日もカムリに乗るカイル・ブッシュがフォンタナで勝ったと一報を挙げていた。
フォンタナで開催されているナスカーカップ、映画カーズを見れば解る通り、観客動員数や視聴者数でアメフトと野球に次ぐ3番手のプロスポーツである。しかし! モリゾウさんと友山さん以外、超冷静だったりする。もう少し詳しく書けば、勝てば上が喜ぶと考えているだけです。トヨタのファンを作ろうとしたり、みんなで喜びを共感しようとは思わないように見える。
だから普通の人からすれば、トヨタが(最近はGRと言ってる)世界中で素晴らしい評価を受けていることなど知らない。モリゾウさんと友山さんを除くGRの人達は、もう少しお客さんやファンのことを考えたらいい。最近三菱自動車のOBの方から「トヨタはあんな素晴らしいことをやってるのに、なんで全くプロモーションしないのだろうか?」と聞かれるけれど、本当にもったいない。
ホンダF1はホンダ社員の元気を引き出す。トヨタに期待したいのは日本全体の元気を引き出してくれる役割です。GRのTOP下に居る人達曰く「プロモーション活動する余裕が全くありません」。勝てば上は満足すると思ってるようなのだ。ナスカーの勝利なんてカーズ世代にゃ超響くのに! あまりに「ナニモシランブリ」を続けているようだと、やがて逆鱗に触れると考えます。
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