アイオニック5の炎上事故、ノーブレーキ。シートベルト着装しておらず。助手席はリクライニング

情報が出てこない最大の理由は「韓国の当局に事故の詳細解るまで公表を止められている」という事情であることは再確認できました。それだと悪いイメージがずっとつきまとう。「日本の文化だと通用しません」とヒョンデに伝えたら、さらに状況が解ってきました。まず料金所の分離帯に突っ込んだ速度は前回紹介した通り90km/h程度で間違いなし。車体の変形が少ないのでは?

と聞いたら、分離帯がある程度の衝撃を吸収するようになっており横から見た外観はそれほど変形していないものの、車体の中央部の変形が大きかったという。どんなクルマでも90km/hで中央分離帯に衝突したら助かる可能性は低くなる。その上で、ドライバーはシートベルトをしておらず、助手席の女性はシートを寝かしていた。もっと驚くのはノーブレーキだったこと(EDRで解る)。

一般的に考えられる状況からすれば寝ていたと考えるべきだろう。これは未確認ながら、飲酒していた可能性もあるという。中央分離帯に90km/hノーブレーキで突っ込んだ時点でシートベルトしていなかったら生存の可能性が限りなく低くなる。もう一件の「アイオニック5が炎上した」と叩かれている事故はアクセルとブレーキの踏み間違いで暴走し、壁に激突したケース。

こちらは当たった衝撃で火花みたいなものが出ているものの、燃えていない。ということで電池が燃えたケースは一件だ。もちろんどんな状況であっても燃えにくくすべきだと思うけれど、ガソリンタンクだって物理的な原因あります。最もタフなのは事故のダメージで生存の可能性ゼロの衝撃を受けても壊れない燃料電池の水素タンクながら、当然の如く限界はあるだろう。

ちなみに法規+αの衝突試験モードで発火したケースは無いという。普通に乗っていて発火したり、通常想定できる範囲内の事故であれば問題無いというイメージでよさそう。これ状詳しい状況は韓国当局の発表を待つ意外にないと思う。アイオニック5の炎上事故の件で「無責任に高い評価をしやがって」と言う人も少なからず居た。以上の状況を考え、自分で判断すればいいと思う。

電気自動車大嫌い君達はガソリン車なら燃えないと思っているらしい。コマッタモンダ

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