携帯の電波で事故抑止
ホンダはアメリカで携帯電話の電波を使い、歩行者との事故を防ぐという技術を発表した。今や携帯電話が大半の人が常時持っています。活用すれば何でも出来る。この技術、今まで何度も論議されてきたものの、実現したメーカー無し。個人的には素晴らしく有用だと考えてきただけに、とても興味深い。
ちなみにホンダが採用したのは、携帯電話に専用のアプリケーションソフトをダウンロード。同じくクルマ側にもソフトを入れ、より簡単かつ明確に歩行者とクルマの関係を位置づけようというモノ。そんなアプリケーションソフトがダウンロード出来るようになれば、大半の人が利用することだろう。
さらに歩行者だけで無くオートバイの急接近も感知可能。片側2車線の道など、右折時に走行車線側のバイクが見えなかったりする。これを感知し、クルマとオー
トバイ双方に警告を出せる。右折車との衝突はバイクにとって最も危険。そいつをカバー出来るというのだから画期的だと思う。
この技術が確
立すれば、少なくとも「見えなかった歩行者やバイク」と接触する可能性は大幅に減少するだろう。それでも残るのが見えているのに飛び出してくるような人や自転車。こいつについちゃ車載のカメラなどで自動ブレーキを掛けるような技術を進化させ、対応出来ると考えます。
ホンダが発表した技術は
歩行者側からすればコスト”ほぼ”ゼロ(子供にも携帯端末を持たせたくなりますね)。クルマ側は多少のコストを伴うけれど、事故の減少率を考えたら保険の割引などで対応出来ることだろう。悲惨な事故を限りなくゼロにする技術が徐々に完成しつつある。大いに心強いです。
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