サポーター御礼

最近ケーブルTVの『釣りビジョン』がお気に入りだ。スンゴク釣れるので羨ましくて仕方ない、というのはコッチに置いといて、出てくる人達のキャラクターに感心しきり。皆さん明るくて楽しいのだ。なんで自動車の番組ってカタいんだろうか。格式を持たせようとしているのかしら? 趣味なんだから明るくていいと思う。

釣り番組、ヤンキーのような人も居るけれど、大人だって明るい。とは言えってもたまに頼まれるオートックワンの動画で超明るくできるかとなれば「う〜ん!」。浮いちゃいそうで怖いのだった。ケーブルTVと言えば、ディスカバリーチャンネルとかでやってるアメリカのクルマ番組も軽くて楽しい! いろんな可能性がありそうだ。

自動車業界全体を覆っていた厚い雲は少しづつ薄くなってきたような気がする。最近「ナニもしないことが出世の道」と考えている人より「ナニかやるべきだ」という意識を持っている人の方が多い。もっと言えば、元気なメーカー出てくると「無事是名馬」路線のままじゃ埋もれてしまいます。

先週、三菱自動車の益子社長のインタビューをした。自動車業界の社長として最も長く在任している益子さんだけれど、今まで話をお聞きしたことがありませんでした。詳しい内容は『社長に訊く』でお伝えしたいが、就任以来今までずっと「守り」を強いられていたとのこと。財政難で引き受け、リーマンショックと地震に遭う。

確かに2008年以後、日本の自動車メーカーは守りに入らざるを得なかったと思う。そんなことを考えつつ夕方からのベストカー・プラスの座談会、1980年代のクルマが題材だった。皆さん「1970年代の排気ガス規制とオイルショックの時はもう2度と元気の良いクルマに乗れない」。けれど10年で大復活を遂げる。

日本の自動車産業も、少し視点を変えるだけで大復活するだろう。BMWのi3のような「電気自動車に小型発電機を搭載する」ということさえ、今までの日本のメーカーは社内の抵抗にあって出来ませんでしたから。素晴らしいことに1980年代より圧倒的に高い技術力がある。大いに期待しちゃいます。

サポーターをして頂けるという読者諸兄のメールに励まされます。前述の通り私の回りにも「足を引っ張ろうとする輩」が多い。そんな連中に限って責任感無く、腰砕けになるような情けないコメントばかり。一方、日本の「マジェリティ」は基本的に静観という姿勢。サポーター表明のメールを読むと、心が暖かくなります。

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