普段寒くない地域の人は少しでイイから寒冷対策を知っておくことをすすめます

25日と26日の朝は相当冷え込むことを想定しておくべきだと思う。東京都内ですらマイナス5度くらいまで覚悟しておいた方がいい。寒気の流れが通過する大月など山梨県はマイナス20度近くまで下がる可能性あります。新車ならマイナス10度くらいまで耐えられる油脂類を使っているけれど、10年選手くらいになってくると厳しい面も出てくる。以下、御注意を。

古いクルマは処々御注意を

一番キビシイのがウインドウォッシャー。濃度によって凍結温度は違う。薄目じゃ凍ります。放っておけば溶けるけれど、使おうと思った時に出ない。出来れば原液に近いくらい濃い目にしておき、朝イチで凍った窓ガラスを溶かすのに使ったらいいと思う。ちなみに凍った窓ガラスを溶かすのにお湯を使う人がいるけれど、急な温度差で割れることもあるので注意。

解氷スプレーを使うか「めったにないこと」と割り切り、長めの暖機運転して走ればいいと思う。ワイパーブレードもチェックを。経年劣化して低温に出くわすとゴムが割れちゃう。こうなったら悲惨。全くぬぐえないばかりか、ブレードが直接窓ガラスの当たってキズを付けてしまう。前だけでなくリアウインドゥのブレードも忘れずにチェックしたい。

寒いとバッテリー負担も大きい

硬いオイルを使っていると、マイナス5度を下回ったあたりからフリクション増えセルの回りが悪くなる。弱っているバッテリーでは十分なクランキング出来ず、エンジン掛からないことだってあります。これまた朝イチでクルマを動かす予定あれば、23日中にオイル交換かバッテリーのメインテナンス(サルフェーションを落とす充電器を使う)して欲しい。

ディーゼルは温暖な地域だとマイナス7.5度まで対応出来る2号軽油が燃料タンクに入っていると思う。それ以上の寒さになるとドロドロになり、始動不能または不調になる。といっても温暖な地域のスタンドは3号軽油を売っていない。マイナス7度を下回ったら乗らないか、寒冷地に行くのなら現地で軽油を入れればいい。マイナス20度以下になると特3号軽油が必要。

その他、当たり前のことながら路面凍結に注意のこと。外気温3度を下回ると黒いブブンは凍っている可能性出てくる。夏タイヤだと笑っちゃうくらい滑ります。0度を下回ったら凍っていると思った方がいい。電気自動車は極端に電費が悪くなり、急速充電性能も落ちる。マイナス気温になったら走行距離に余裕を持たせておくことを推奨しておく。

<おすすめ記事>

コメントを残す

このページの先頭へ