液晶や半導体で負け、電気自動車用電池で負けつつある我が国ながら太陽光パネルでリベンジを!

我が国は真剣に二酸化炭素の排出量を減らすべく動き始めなければならない。まず着手しなくちゃならないのが太陽光発電パネルの大量生産です! しかし! 先日、環境技術をテーマにした展示会に行って再認識したのだけれど、太陽光発電パネルを作っているのは100%中国。太陽光発電を増やす=中国にお金を払うということになる。こら好ましくないでしょう。

プラグインソーラーも中華パネル

日本だって大量生産を前提にしたら太陽光発電パネルだって低コストで作れるんじゃなかろうか。需要はハンパない! 7年8ヶ月後の2030年に我が国は2013年比で46%の二酸化炭素排出量を減らすという国際公約をした。東京電力管内の重要は5600万kW。現在5000万kW程度を火力発電している(残りは太陽光と水力)。これを大雑把に言って2700万kWくらいにしなければならないワケ。

つまり7年8ヶ月後に2300万kW分を再生可能エネルギーでカバーしなければならない、ということだ。いや、太陽光発電は夜間使いモノにならず天気によるムダもあるため、実際は3倍程度必要。余分に発電し、余った分は水素にして火力発電用か、揚水発電などで貯めておくというアプローチになります。つまり7000万kW分の太陽光発電パネルが必要になる。これ、膨大な量です!

2050年のカーボンニュートラルに向け、さらなる太陽光発電パネルが必要。毎年1000万kW分くらいのニーズある。ちなみに現時点で東京電力管内の太陽光発電は1400万kWほど。東日本大地震以後、11年掛けて1400万kWになった。毎年1000万kW分の太陽光発電パネルを生産すれば、日本だって中国並みの低コストになるだろう。そもそも太陽光発電パネル、世界で奪い合いになると思う。

自動車メーカーが太陽光発電パネルを作ったっていい。優れた製品を安価に大量生産出来るノウハウを持ってますから。とはいえすぐ太陽光発電パネル作る工場は立ち上がらない。とりあえず中国から購入し、一戸建ての屋根や遊休地にドンドン太陽光発電を導入しうていかねばならないでしょう。なのに政府を見ていると原発を稼働させたいものだから何の手も打たない。

我が国は世界で唯一原爆を2発落とされ、世界最大の原発事故を起こし後始末が全く出来ない。なのに原発を動かそうと言う人もいるんだから驚く。最初から諦め、すぐ太陽光発電の普及に着手すべし。2050年に向けては原発20基分程度の発電能力を持つ地熱発電を作り(これまた原発の強敵になるため政府が足を引っ張る)、ベース電源にすればいい。なぜやらない?

 

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