とても穏やかな1日
病気を治すには対症療法(象徴的なのは痛み止め)と、その原因を除去する方法がある。自民党政権ってド真ん中の対症療法だった。ただ原因除去をしようとすると、手術や本格的なダイエットが必要。痛みや努力を必要とします。民主党に後者を期待したのだけれど、どうやら国民は今だ前者を希望しているらしい。
となればさらに病気が進行するまで待つしかないワな。そんなことを考えつつ、マリーナで500円のお弁当買って浮世離れの海に出る。当てもなく東京湾の中央にある風の塔に向かうと、釣り船が海ほたる方面へ。双眼鏡でチェックしたら、けっこうな数の釣り船が出てます。なんか釣れるのか?
進路変更し、海ほたる近辺に向かうと果たして10パイ以上の釣り船が集まっている。どうやらアジ釣りらしい。とりあえずパックロッド(携帯用の釣り竿)で持っていたサビキを投入。コマセ用意していないため「オタンコなアジいたら釣れるでしょう」。天気良く海も穏やか。エンジン止め”ひなたぼっこ”しながらお弁当。
隣にいたプレジャーボートのオジサンに「釣れますか?」と声を掛けたら「ダメダメ。これから移動だよ。長浦に行けば釣れるんじゃないの」。ポイントの開発こそ重要。付いていくことにする。果たして「こんな場所で!」というマル秘ポイントでございました。ただ本日はサカナの食欲ないらしく、釣り船もサッパリ釣れていない。
船首にもう1隻タグが。300m近いタンカー
「取材」だけで済ませ、東京灯標に向かう。途中、大型タンカーがオイルを降ろす京葉シーバースの横を通る。たまたま着岸作業中。何と横から5隻の大型のタグボートで押してます。これだけ大きいとバウスラスタ(フネに付いている横に動かす装置)など役に立たないのだろう。
東京灯標に着くと誰も釣ってないので、さっき使ったパックロッドに100円のジグを付けて投げてみる。シーバスなんか釣れるときは何だって喰う。カタこそ小さいものの、一流し1匹状態でございます。最初の3匹は掛かりが浅いのでキャッチ&リリース。4匹目はガッチリ喰っていたため持ち帰る。
安いので目の後ろが少し錆びた100円ジク
やがてガイドさん付きのシーバス釣りチャーターボートが来て始めるも(お客さんは女性1名。豪勢です!)、全く釣れず。ガイドと二人で取っ替えひっ替え様々なルアーやジグを試しているが釣れません。コチトラ、運転席の横の窓から竿出しつつ自分で操船しながらでも釣れる。ずっと100円ジグだし。
夕日を見るとなぜか充実感あります
大きいのが喰わないし、夕暮れも近づいてきたので終了。まぁ安いパックロッド&小さいリールと安い糸だから大きいの掛かったら切れちゃうでしょうけど。マリーナに戻ると斜め前のバースの方が「スキヤキやってますからどうぞ!」。釣ったシーバスをおろして持っていく。スキヤキの中に投入して食べたら美味しかったであります。
新木場駅でヨメと待ち合わせ、三郷のコストコへ。心の中にささくれが立つようなことの無い穏やかな休日でございました。
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