たった7人だって!
国交省の天下り団体がクルマの衝突試験を行っているけれど、内容たるや新車認可の際に義務づけられる衝突基準と全く同じ。しかも10年も同じ内容の試験を続けているため、今や自動車メーカーも「事前に受験問題解っている卒業テスト」を受けるようなもの。高得点続出である。そんなことから「今のままでは単なるムダ遣いだ!」と書いてきた。未だ試験内容が発表されると鵜呑みで紹介する雑誌もあるますが……。どうせ新車を壊すなら、リアシートにダミー乗せてデータ取ったり、オフセットの割合を変えたりすればいい。その方が自動車メーカーだって緊張する。しかぁし! 昨日発表された国交省のリリース見たらカンペキに腰砕けになりましたね。国交省、国民から衝突試験についての意見を募集していたのだけれど、何と何と! 1ヶ月募集し、たった7人からしか反応無かったのだという。壊すクルマの代金に始まり、天下りしてきた理事長や、国交省から出向してきた役人の莫大な給料を投じて行っている試験なのに。国民の関心全く無く、私ら専門家も「意味無し!」と投げている試験なんか止めちゃえ! まぁ役人の仕事なんかそんなんばっかりです。
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