189万円のプジョー207

起きると雪。今月は東京で9日間も雪を観測しているそうな。2日に一度の割合で雪降ってるということです。越後湯沢かいっ! 最近、天気大いに気になります。商売やってると、晴と雨じゃぜ〜んぜん人の動きが違うのだ。このトシになって知ることも多い。ちなみに練馬は下の写真くらい雪が積もりました。

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お昼にタイの坂本さんと(今は日本ですけど)と中野で待ち合わせ。うなぎ食べて、ラリー車の輸送の打ち合わせをすべく都心まで。3月の下旬に積み込めば、4月20日くらいまでにタイで通関出来るとのこと。開幕戦は5月1日です。ショックアブソーバーのOHが終われば準備完了。90%くらい出場する方向になってきちゃいました。

もちろん依然としてスポンサー見つかっておらず。うなぎ屋で大出血。ラリーでも大出血。今年終わってみたら、出血多量で終わってるかもしれませんな。100年に一度の不況なのに、何でこんな流れになるんだろ。まぁそれも人世か。サポートしてくれる人が居たら、きっと神様に見えるだろう。

新宿の大京町にキザシを返却。その足で189万円という魅力的なプライスタグを付けたプジョー207を借りに行く。ハンドル握ったらクリビツテンギョウ! ホンキで欲しいと思った始めてのプジョーでございます。ロボタイズドAT(シーケンシャルATとも呼ぶ)ながら、許容範囲。それより魅力の方が大きい。

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赤もキレイです

こら「買い」だと思う。だってサイドエアバッグや姿勢制御装置まで標準装備しての189万円なのだ。手頃な予算で楽しめるクルマが欲しいという人には強力にプッシュしたい。交通の流れの良い地方に住んでいるなら、ATも気にならないと思う。プジョー207で輸入車デビューなどいかがか?

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2 Responses to “189万円のプジョー207”

  1. vwD より:

    これに1400,1600の
    DTが出たら欲しいです。
    205万円でMT
    もどきで215万位で
    先ずは2000のDT
    308から出すような噂ですね

  2. 真鍋清 より:

    同じプジョーつながりでは、207と対極をなす上級モデル407が最近渋く思えてきている。
    なるほどこのプジョー407、2004年の登場から6年が経ちモデル末期なだけあって古さを隠せない。またあの寝すぎたAピラーや分厚いCピラーから構成されるスタイリングも左右視界、後方3/4視界を妨げている上リアシートも一回り小ぶりなメルセデスCクラスより足元が狭いなど、手放しで理性的なパッケージングとは言い難いのだ。見た目の息を飲むスタイリッシュさは否定出来ないとはいえ。
    言うなれば「理性が薄れた、商業美学に毒されたプジョー」といえる同車ですが、そのオンザレール感覚のコーナリング特性、時速160まで及び低ミュー路においては下手なメルセデスやBMWよりもコントロール性・安全性に富んだ操縦性、地に根が生えたような怒涛の直進安定性などプジョー特有の家族の色が此処へ来て成熟・昇華されてこの407に盛り込まれているのは心強いのではないでしょうか。
    またエンジニアリング面においては各種ディーゼルの充実はもとより、一見古色蒼然たるガソリンエンジン版も4気筒の2.2/163psで220-235km/hを、V6の3.0/211psでは250-260km/hといったいずれもカタログ値を上回る伸びをアウトバーンで見せうるとも言われ、パワー/トルク特性のフレキシビリティも十分に水準にあり、その点はプジョーの伝統に忠実ではないかと思います。もちろん旧式エンジンの悲しさ、CO2量はいずれも200g/kmを優に上回り欧州では課徴金の対象になり、燃費も特にAT仕様では10km/lを切ることも多く一世代前であることを伺わせます。また180以上でのボディのリフトも同等のVWやアウディ、BMW等より多めとなっております。
    ただ、特に新奇なレシピは使っていなくとも地道なたゆみない熟成で完成されたものにしていこうというプジョーならではの良心は世代を問わず生きておりますし、一時期ドイツ車流儀に固いだけでストローク不足の中途半端さが見られた407のサス設定も粘っこい安定性やコンプライアンスを見せつつある辺り、プジョーも勘所をつかみ今後の展開が楽しみに思えてなりません。
    要はこの407といい207といい、現実的な価格や維持費の中に、数倍高価なプレミアムブランドに勝るとも劣らない安定性やトラクション、ブレーキ特性を盛り込み、一次安全性の限界が欧州の巡航パターンに照らして高水準にあるという整合性あるプジョー哲学が一貫して生きているのは注目に値すると思います。だからこそ北アフリカや中東の洗濯板上の道路を巡航するにはプジョーが最も快適だと言われる辺り、世界的にも稀有なメーカーなのではないでしょうか。だいたい、ブラックアフリカのブッシュを乗り越えてボディが入力を無理なく吸収する小型車など、プジョー以外には見つけ難いという定評があり、それだけでも貴重な財産というしかありません。
    現代のプジョーを見るに、207を筆頭に308までの小型シリーズはディーゼルのみならずガソリンエンジンも過給バージョンを含めて世界で最も低いCO2量、高水準の実用燃費を有しており最先端を行っている、ただ407等の2L以上のガソリンエンジン分野はディーゼルに甘えて新開発が遅れている節が見られ、その点は次世代の508?から1.6ターボから2.0L級ハイブリッドに至るエンジニアリング革命が期待できると思います。
    目玉商品207、その上の308、そして過渡期の産物だった407の熟成と見ていると、一時期対ドイツ車対策で混迷の色が見られた老舗プジョーが再び鋭い牙を取り戻しつつあることが伺え、それを迎え撃つ日本車もうかうかしてはいられないことが感じられます。ベルフォールのライオンは目を覚まし、攻勢に出ているのだ!

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