タイラリー第二戦レグ3
SS5のサービスの際、インタークーラーの水噴射用の水が全く減っていないと判明。とりあえずエア吹いて掃除したのだけれど、SS10終了後のサービスでも減っていない。猛烈に外気温高いため、こいつの稼働の有無で大きくパワーも変わってしまう。確かにトルク感がイマイチ。コーナーの立ち上がりでパワー喰われる感じ。
緊急措置として先端の霧吹き状態を作るノズルをぶった切り、水がダダ漏れになるようにしてみた。小沢さんによるとうまくいけば若干パワーを取り戻せるそうな。また、前回のサービスで行ったセッティング変更がうまくいったらしく、タイヤの減り具合も良好。ラリーの取材に行った際、こんなタイヤを見たら「攻めてますね」と評価するだろう。
セッティングはバッチリ!
ということで逆走1回目のS11。先頭なので後続車のタイムも解らず。こうなりゃ元気よく行くしかないっす! スタートするとすぐ右の全開コーナーが長〜く続く。さらに200mのストレートの後、右8の長いコーナー。パワー欲しい。たださっきよりトルク感出てきた。水噴射、少し効いてるのかもしれない。
フィニッシュすると「ありゃま!」の6分3秒。上出来でしょう。後で判明したのだけれど、このSS、マリーニ選手も猛プッシュしたそうな。プレッシャーは掛けるモンだ。フィニッシュ近くで軽くコースオフし、その時にオルタネーターなど駆動するベルトが切れた模様。私より14秒も遅れ、タイム差はイッキに28秒に縮まっていた(ことが後で判明)。
ウィッタヤ選手は7秒遅れの6分10秒。そんなことも知らない私はSS12も攻める気分満点である。するとどうよ! 後続のマリーニ選手、ボンネットを開けている。しかもコ・ドラがサービスの方に何かを取りに行ってます。使ったら失格ですけど。どうしたのか、と思っているウチ、こちらもスタートの時間。
楽しくて仕方ありません
短い方の逆走もいい感じで攻める(やはりウィッタヤ選手に2秒届かかなかった)。そのままSS13へ。もしかしたら、と思っていたが、やっぱしマリーニ選手は来ない。もちろん多少遅れてもペナルティ取られるだけで勝負は続く。来るだろう、と仮定し、やっぱし攻める! こうなったら練習を兼ねて楽しまなくちゃ。
これまた後で判明したのだが、ウィッタヤ選手も長いSSでベストタイムを取ろうとアタックしたらしい。そりゃそうだ。タイのディフェンディングチャンピンだけに意地もある。私のSS13は5分58秒だったが、ウィッタヤ選手、攻めたのだろう。5分59秒。危なくステージベストを取られるところでしたね。敵も逆転を狙っているのだ。
もはやイクしかあるまい! リタイアしたらバカだタコだヘチマだと言われるんだろうな、と思いつつ最後のSSも守りに入らずプッシュ。勝つことより、せっかく大枚はたいてラリーやってるのだから、一つでも多くのSSを楽しみたいってもんです。幸いコースオフすることもなくさらにタイムアップ。ウィッタヤ選手より3秒速いタイムでフィニッシュ!
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優勝願ってます。
順位が気になって仕方がないです
御大、愈々辛勝どころか楽勝に近づいて来たじゃないですか。 毎日のレポート読むのが楽しいの何の、堪らんですね。 DVD 待ち遠しいですね。
国沢さんすごいですね
以前はNHK BSでWRCの解説をされてたと思ってたら、今や実際にラリーに出て、しかもかなり早いとは。
それにしても行動力には脱帽です。
お疲れさまでした。
走ってる写真のインプレッサがとてもイキイキとしてますね。
ご存知かも知れませんが、下記サイトで個人でも全国の中古パーツ在庫が検索、購入できるので、おもしろいですよ。インプレッサのドアやフォグカバーなど有るかも?
RECOジャパン
http://www.recojapan.com/
自分も先月、右リアコンビネーションランプを購入しました。
イヤー! すごいですね。
またまた、やりました。
天才じゃないですか。本当に。
ボウリングの世界でも、50過ぎてから強くなる人が
多いのですが、集中力でしょうか。
また、予算を見てびっくりしました。
正確にこのような一覧を見たのが初めてなので、
後に続く人たちには、大いに参考になったと思います。
早く頑張って、儲けて、スポンサーになりますね。
お疲れ様でした。