リーフに60kWh電池追加は12月か? ただ隠蔽体質が不安です

現行リーフには発売前の段階から標準となる40kWh電池の他、60kWhの大容量電池を積むタイプが出ると言われていた。本来なら同時に発売する予定だったようだけれど、信頼性の問題などで検証や対策をしなければならなかったらしく、延び延びになってます。しかし! いよいよ今年12月のLAショーで発表されるらしい。日本も同じ時期に発売される可能性あり?

改めて紹介しておくと、現在の40kWh電池はアメリカEPAの公認航続距離240km(JC08だと400km。ぷっ!)。個人的には劣化を考えなければ必要にして十分な航続距離だと思う。60kWhになると、厳しい予測をするアメリカの識者で320km。おそらくEPAは360kmを認めるんじゃないかという情報。これだけ走ってくれたら実用的に全く問題無し。丁寧に走れば400kmだ。

夜間電力使用量の少ない夜間なら家庭での充電も200Vの6Aが可能だから、全容量使い切ったとしたって10時間の充電でフルになる。電気自動車の電池搭載量、充電インフラを考えたら60kWhまでだと思う。また、60kWh積んでおけば、仮に75%まで劣化しても45kWh(航続距離270km)をキープ出来る。12年/15万kmくらいまでの使用なら何ら問題無いだろう。

興味深いことにモーターも現在の150馬力から200馬力にパワーアップするという。今のリーフだって十分に速い! 200馬力になったらソコらのスポーツモデルを相手にしない立ち上がり加速を見せるようになるハズ。それこそ全日本ラリーに出場し、ガソリン車と互角に勝負出来るポテンシャを持てるに違いない。ただし! 日産のバッテリー性能、信頼性で厳しいです。

安全性に関しては全く問題出ていない。寿命面で大いに不安。先代後期の30kWh型についていえば海外を中心に劣化が激しいという情報でており、これに対し日産はプログラムの問題だったと制御PCの書き換えで対応している(なぜか同じタイプの電池使う日本では未対応)。そもそも未だ自分のリーフの電池容量を聞いても明確な答えがないということすら、隠蔽体質の証明か?

参考までにアウトランダーPHEVの場合、ディーラーでバッテリー性能を調べて貰うことが可能。自分のクルマのバッテリー性能を教えてくれない意味って何でしょう? 安心してリーフを買えるまで、もう少し時間が必要かもしれません。安心出来れば60kWhのリーフはテスラ・モデル3やGMボルトに対抗出来る素晴らしい電気自動車になる。トヨタやホンダも急がなくちゃ!

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