韓国でBMWのディーゼル火災が多発! 欧州もリコールへ。日本は?

日本ではあまり話題になっていないけれど、韓国でBMWの火災事故が多発している(ミニを含め今年36件。後述の通りディーゼルエンジンのEGRに原因あると言われているもののウチ5件ガソリン車)もちろんBMWも対応しており、緊急点検まで行った。けれど点検して問題無かった車両すら炎上。BMW進入禁止の駐車場なんか出てきたと言う。日本は大丈夫?

まず火災の原因だけれど、ディーゼルエンジンのEGR系だといわれている。御存知の通りディーゼルエンジンは排気ガス対策のため、高温の排気ガスの一部を冷やし、もう1度吸気する『EGR』という回路を持つ。BMWに限らず、ほぼ全てのクリーンディーゼルに共通してます。排気ポートから出た排気ガスは高温。このガスがEGR回路に出来たひび割れなどから吹き出した?

しかもEGR回路に燃えやすい”すす”がある(マツダのリコールはすすの付着でエンジン不調になるというもの)。高温の排気ガス漏れて高温になったら当然の如く燃えてしまう--ということはBMWに限らず全てのメーカーが解っていること。一番解せないの、韓国以外だと”ほぼ”発生していない点にある。日本にある多数のBMW製ディーゼルから火が出たという情報無し。

ガソリン車まで燃えていると言うから一段と解らなくなります。また、韓国だけの特殊要因を挙げるなら燃料の質くらい。乗り方や気候などの問題じゃないと思う。それでもBMWのディーゼルに乗っている人は若干不安? 実際、ヨーロッパでも火災事故が発生しておりリコールを行うらしい。原因ハッキリするまで日本のBMWディーゼル乗りも気に掛けておいた方がいい。

 

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