三菱造船また放火。MRJもヒジョウに厳しい状況に(31日)
何度か三菱造船の大型客船のトラブルとMRJの納期遅れの問題取り上げてきた。ここにきて両方ともさらに厳しい状況になっているようだ。1月31日の1時過ぎ、三菱造船香焼工場の『アイーダ・プリマ』で今度は段ボールが燃えていたという。もはや明らかに放火。驚いたことにすでにお伝えした1月11日だけでなく13日にもボヤ騒ぎがあったそうな。どうなっているのか?
こうなると建造を依頼した方だって気持ちよくない。キチンと作られているかどうかさえ疑いたくなってしまうだろう。加えて納期遅れも避けられなくなってきた。本来なら2015年3月の納期が、5月になり9月になり12月になり‥‥。このままだと巨額の賠償金を請求されること確実である。豪華客船を製造できる技術を持った国は少ない。抜本的に事業を見直して欲しいす。
MRJも厳しい。主翼の強度不足は板を追加するなど補強が必要になり、当然ながら重量増を招く。結果、MRJ90の乗員は92人から88人に5%減るようだ。MRJの燃費はライバルのエンブラエルE175より20%良いというセールストーク(機体とエンジンで10%づつ)。されど2018年ローンチの『E2』シリーズから、エンブラエルもMRJと同じ低燃費型エンジンに切り替わる。
機体の10%もE2シリーズで大幅に改善された上、MRJは定員5%減のため効率を落とす。直近ではMRJよりE2シリーズの方が燃費良いと言われ始めた。さらにリージョナルジョットといえども定員100席以上が人気。MRJも100人乗りを検討しているようだけれど、早くて2020年か。2018年に出てくるエンブラエルE190-E2(106人乗り)と勝負したら勝てないと思われる。
このところ「日本スゴイ!」という自らをホメて悦に入るTV番組など目につくけれど、調子に乗っちゃアカンです。というか、見ててキモチ悪くなる。才覚では欧米人にゃ勝てない。ヤツら、本当に凄いと思う。当然のことながら中国や韓国に負けたらダメだ。調子に乗らない日本は強い。同じように感じている人が増えてきた。この先生なども同じようなことを書いてます。
沖縄の戦闘機増派、米海軍が南シナ海で行っている「航行の自由作戦」の援軍でしたね。
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