ガソリン価格、もうデタラメになってきた。元売りに対する不信感がドンドン増す

月曜日、関越道の上里SAに行くと、下り車線側のSAはレギュラー188円。上り車線側のSAが185円。高速道路のガソリン価格は地域協定だと思っていたけれど、もう好き勝手にしていいということになっている? ちなみに188円で37.6円の補助金が出てるため、補助金なければリッター226円ということ。ウチ、消費税分の22.6円とガソリン諸税53.8円を引くと液体は149.6円だ。

先物相場を見ると現在85円程度。差額が大きすぎないか? どこかが搾取しているということなんだろうけれど、大手メディアは石油元売りに遠慮して全く報じない。NHKなら、とも思うけれど、これまた経産省(NHKのスポンサーである政府)が関わっているため、全く報じない。私ら弱小メディアは情報全く掴めず「おかしい」と紹介するしかないのだった。

総合して考えれば、おそらく補助金が無くても200円には絶対ならない。そして200円に近づくと、絶対的な石油消費量を落とそうという動きが必ず出てくる。消費者は抜本的な対策を行おうとするワケです。そうなると困る業種が出てくるということなんだと思う。国と利害関係の無い業種は簡単に見捨てるけれど、国策会社は徹底的に守るということなんでしょう。

自衛策は二つ。ガソリンを買う量を少なくすることと、PHVを含む電気自動車に乗り換えること。前者はハイブリッドやディーゼルに乗り換えればいい。未だ普通のエンジン車が街中に多いように思う。リッター10kmのクルマで年間1万5千km走った時の燃料代は、25万5千円。リッター20km走るハイブリッド車だと13万円弱浮く。3~4年もすれば「ハイブリッド代」が出てしまう。

PHVや電気自動車も気持ち良い。高くなったとはいえ電気料金はガソリン程じゃないし、そもそも公平。誰かに搾取されているワケでもない。家庭で太陽光発電を行えば、自給自足も可能。多くの人がガソリン離れすれば、少しは石油元売りも考えるだろう。そんなタイミングで私は純ガソリン車を買おうと思っている(笑)。そこをカッコ良く表現すると「文明と文化の違い」です。

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One Response to “ガソリン価格、もうデタラメになってきた。元売りに対する不信感がドンドン増す”

  1. shonan より:

    ガソリン価格って今(2022年10月)の時点でどうなっているのでしょうか?

    2022/10/03現在で原油の先物相場 80ドル前半

    なのに付近のガソスタの金額ったらそんなに安くなった気がしない。
    先物が80ドル前後で補助金が30円/Lぐらいだったらガソスタでレギュラー100円/Lを切ってもいいのではないか?と思うんですが。。。

    相変わらず元締めにだけウハウハなんでしょうかね
    そんなところにン兆円も税金を使われているんでしょか

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