マツダが北京で発表したEZ-6とARATA、マツダ6とCX-5の後継モデルと報じられてるがはたして

北京モーターショーに出展された『ARATA』と『EZ-6』、それぞれCX5とマツダ6の後継モデルと報じられている。そうなる可能性はゼロじゃないけれど、基本的には違うようだ。そもそも昨年6月に毛籠さんが社長就任した時点で、CX-5もマツダ6も次期型の開発をしていなかった。CX-5はCX-50とCX-60にバトンタッチ。マツダ6も作るとすればラージプラットフォームを選んだハズ。

ラージでマツダの価値を高め、収益率高い高額帯のクルマで儲けようと目論んだワケです。されどラージ、毛籠さんが社長に就任する前から様々な問題出てしまう。「ラージだけじゃマツダは厳しい」と考えたことは想像に難くない。かといってCX-5やマツダ6の後継モデルを立ち上げようとすれば、最短で3年くらい掛かってしまう。となると中国が時間的に厳しい。

すでに台数を落としており、何らかの抜本的な対策を打たねばならない。考えたのはトヨタからRAV4用のハイブリッドシステムを提供して貰いCX-50に搭載することと、中国で新型車を開発することの2点だった。すぐ実現出来たのは前者。何と昨年末に発表となる。ちなみにCX-50のハイブリッド、アメリカでも発売するが2024年末になるようだ。中国向け、驚くほど開発期間短い。

この手のプロジェクトはアメリカ仕様を見れば解る通り普通なら2年掛かります。ここにきて「中国の開発タームは日本の3倍から4倍早い」と言われているが、その通りだった。ARATAとEZ-6も100%中国(開発と生産のパートナーは長安汽車)で開発することで、毛籠さんが決定してから1年も経たずにここまで進んだ。おそらく年内には市販になることだろう。

長い前置きになった。CX-5とマツダ6の後継モデルかといえば、そういう予定じゃ無かったと思う。ただヒョウタンからコマで、ARATAの方はCX-5の後継モデルになる可能性出てきた。一方、アメリカで市販されるCX-50ハイブリッドの右ハンドルというチョイスもある。いずれにしろ今やマツダのベストセラーカーになっているCX-5の後継モデルは絶対に必要だろう。

日本の生産設備を考えるとCX-5の基本構造を使ったARATAの方か? どちらであれトヨタのハイブリッドシステムを使うのは間違いないと思う。その場合、マツダのお客さんが納得するだろうか? 他社のパワーユニットを使うというクルマ作り、日本で成功したことなし。前任者の電気嫌いで大場に遅れてしまったマツダのパワーユニット戦略、どうなるのか?

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3 Responses to “マツダが北京で発表したEZ-6とARATA、マツダ6とCX-5の後継モデルと報じられてるがはたして”

  1. アミーゴ5号リボーン より:

    エンジンには、メーカーや形式、気筒数、燃料や過給など、様々な種類と仕様がありますよね。エンジンにはそれぞれ個性と味わいがあって、クルマ好きとしても大いに楽しみ、こだわってきました。

    BEVにせよ、PHV、HVにせよ、今やエンジンは縁の下の力持ちで、主力はモーターです。

    すっかすですね、
    どこどこ製のなんたら形式でほにゃらか仕様のモーターって、聞いたことがありません。

    モーター性能に大差がなく、エンジンがエコ性能を最優先せざるを得ないなら、もはやエンジンはパワー特性で差別化したくてもできないのではないか? とふと思いました。

    一方、トヨタHVユニットを搭載したアクセラHVに、丸一日試乗したことがあります。しかしアクセラのボディがHVに勝ち過ぎていて、まあビックリするほど、運転がつまらなかった。

    現在のRAV4のHVユニットは、非常に出来が良いと聞き及んでいるので、大丈夫だと思いますが、是非ともマツダのズームズーム(死語?)を体現した走りを期待したいと思います。

  2. より:

    中国のEZやARATAはデザインだけマツダ、中は全て長安汽車製だとすれば、これが次期CX5になることは長安汽車の子会社にでもならない限りないと思います。
    またARATAのデザインをCX5に移植するとラージとテイストが変わるのでこれもない気がします。
    だから次期CX5は今のCX5のPFをモディファイしたものでHEVはマツダ製であってほしいです。
    CX5HEVは合弁工場だからトヨタなものを移植するしかなかったと考えています。
    話は戻ってEZですが、欧州には出すのだと思います。欧州と中国の関係なら十分あるからですが、本当はカルフォルニアZEV規制対応を考えると米国に出せればいいのですが、まああり得ないですね。
    毛籠社長がすごい人だとしても、マツダにとっていい打ち手はあるのでしょうか。
    CX70が1万台くらい売れて大成功でもしない限り先が見えません。
    トヨタの傘下入りをスムーズに運ぶ役割なんではないでしょうか。

  3. トヨタ車ユーザー より:

    ARATAとEZ-6のデザインがマツダ主導なら、CX-5やMAZDA-6の後継を想像しながらデザインしていたかもしれませんね。
    セダンにまだ人気がある中国だからこそ出てくることができたEZ-6なので、フォーマルなセダンのxEVに需要があるか各国て探ってみるのもいいかと思います。

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