ハイオク
借りていたプジョー208XYはフィット級のボディに1,6リッターターボを搭載しているのだけれど、イマイチ元気無い。このエンジンで508の大柄なボディを走らせることだって出来るのに。ナニも言われなければ1,3リッター過給エンジンかと思うほど。どうしちゃったんだHeyHeyベイビーと思ってたら‥‥。
ほとんど空になったタンクにガソリン入れたら激変しましたね! 紛うこと無きスポーツグレードの走りになった! どうやら前の人が間違えてレギュラー入れたんだと思う。マニュアルのターボエンジンの場合、クラッチミートの瞬間、圧縮比高くなりノッキングする。その時にノックセンター稼働するのだった。
つまり走り出した瞬間に点火時期を大幅に遅らせてしまうワケ。遅らせる幅はメーカーやエンジンによって違うのだけれど、砂漠地域の粗悪燃料を使われることがあるプジョーは、安全策を取っているんだと思う。実際、1,3リッターターボと同程度まで(20%近い)、トルクを細くしていると考えます。
ノッキングをカンペキに抑えてしまうセッティングのためか、リタードしてるの全く解りませんでした。指定通りハイオクを入れたら、楽しい楽しい。2速にシフトアップした時のトルク感なんか「キミってこんな太かったのね!」。解った時にゃ返却時間の5分前。ガソリンスタンドから恵比寿のPSAまでの短い味見だったのがムネン!
続いて208GTiを借りる。こいつは1,6リッターながら200馬力。ガソリンはキチンとハイオク入り、だと思う! 低い回転域からトルクばっちりです。今や欧州ラリー界じゃ期待のニューフェースになっており(日本で言う往年のインプレッサWRXのようなイメージ)、様々なスポーツバージョンが出てきた。
日本勢もフィットやヴィッツ、デミオ、スイフトといったポテシャルの高いコンパクトカーがあるのだから、ぜひともスポーツモデルを作ったらいいのに。CAFE(燃費規制)が厳しくなる欧州の場合、プレミアムカー以外はこのセグメントでスポーツイメージを構築しようとしている。日本の経営陣にそういったアイデア無し。
ホンダはラリー嫌いなのでBセグをモータースポーツに使えない(Bセグはラリー以外じゃレベルの高い競技無し)。マツダやスズキもモータースポーツに手を出そうとせず。可能性あるとすればトヨタくらいか? 案外ルノーなんかも頑張ってくれそう。夜、今週のラリーの買い出しをすべくコストコへ。
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日本のクルマも燃費対策で高圧縮が増えてます。現在のハイオクとレギュラーの中間くらいのオクタン価にレギュラー上げる必要があると思います。
話は変わりますが、ここ最近のガソリン高は元卸の談合の結果ようです。関係者に厳罰を与え再発しないように当局の対応おねがいします。
フランクフルトで
ヴィッツのスポーツハイブリッドが出るようですね!
どんなクルマなのでしょう?
いよいよラリー第2弾の準備ですね。
まだまだ暑いです。
スタッフの皆様と共にお身体、ご自愛ください!