現在最速の電気自動車はジャガー アイ ペースかと思いきや、少しがっかり
最近「比較テスト」をほとんど行わなくなったため『イチバン』が解りにくくなっている。そんな中、競技を行ってるジャンルについちゃ「リザルト」という絶対的な結果になります。ということで現時点で最速の電気自動車は、と聞かれたら迷うこと無く「リーフe+ですね!」と答えるだろう。こう書くと「先日富士スピードウェイで行われたレースでテスラに負けたでしょ」。
その通り! 8秒差で負けました。ただ勝ったテスラ、おそらく手が入っている。というのも同じ富士スピードウェイで過去3回50km走る電気自動車レースが行われている。先日負けたテスラと全く同じ車両でタイムを見ると、2017年6月は50km走るのに同業者の桂さんが26分56秒掛かってます。2018年8月のレースで25分55秒と1分速くなった。それが今回25分17秒とさらに速い!
モデル3の実力やいかに?
ノーマルぢゃない、ということですね。もちろん改造してもレギュレーション的に問題無し! むしろ競争することにより技術は磨ける。おそらくバッテリーの冷却をしてるんだと思う。という状況の中、リーフe+は完全ノーマルの状態で25分25秒。ノーマルのテスラなら負けずに済んだことだろう。次回の袖ケ浦戦は富士スピードウェイのような長い直線無い。冷やせばイケる?
おっとジャガーアイペースだった。海外のサーキットで試乗した同業者の事前情報だとバッテリー冷却を行っており、何周しても大丈夫と言うこと。もし全日本電気自動車レースに出てきたら、圧倒的な1位だと皆さん諦めたほど。実際、アイペースの出力400馬力に対し予選は出力539馬力のテスラから1秒遅れたのみ。さすがにジャガー。余裕の優勝だとみ~んな思った。
アイペースは期待値に届かず
されどフタ開けてみたら、予選で全開しただけなのに急速充電出来なくなるほど電池温度上がった。夏場、高速走行した後、急速充電出来るかどうかは未確認ながら、期待外れの大空振り。しかも袖ケ浦の40kmレースですら電池温度上昇でセーブモードに入った。高い金額支払ってこんな性能の電気自動車買ったら悲しい。まぁジャガー好きならアバタもエクボか?
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