テスラモデルSをやっつけるべく筑波サーキットに行くとモデル3が! こら強敵の嫌なヨカン!

朝から全日本EV選手権の最終戦に出場すべく雨降りそう&真冬のように寒くなりそうな筑波サーキットへ。今シーズンはリーフe+の実力をチェックするのが目的であります。初戦はテスラ3台を抜いてTOPチェッカーを受けたものの黄旗見落としでペナルティ受け3位。2戦目は大井センシュに助っ人してもらい、ウエットに強いアドバンA052の威力もありスンナリ1位チェッカー。

3戦目は竹岡圭さんに乗ってもらい、大いにレースを楽しんで頂きました。ということで私は納得していない。1戦目の雪辱を果たすべく筑波サーキットに着くと、あらま! モデル3です! リーフe+とほぼ同じ1611kgのボディに351馬力(前後の合計)というパワフルなモーターを積む。電池容量75kWhです。218馬力/62kWhのリーフe+より全て優位。モデルSはパワフルながら2200kgもある。

リアウイングは立てた位置に!

歯が立たないな、と諦めながら予選を走る。もちろんフルアタックです! 今回少しスケベ心を出し、トレッドを5mmくらい増やすべくオフセットが違うホイールにしてみた。ぶっつけ予選走ったらロールするとボディに接触し明らかにブレーキ掛かってます。こらアカンわ、と思って予選結果見たら、何とモデル3に遅れること0,6秒。接触してなかったら届いたかもしれません~。

レース始まると前の3台が逃げる! 離されたら挽回のチャンス無いため、なるべくバッテリー温度上げない走り方で粘るのみ! そうこうしているウチ、テスラ・ロードスターを抜き、立ち上がり加速がメチャクチャ速いモデル3を抜き、TOPのモデルSに追いつく。モデルS、今シーズン一度もセーブモードに入ったことがないという。よっしゃ。ジジイの揺さぶりを見せたろかぃ!

          写真/NANKEI

アウトから抜くそぶりを見せたり、インに飛び込むライン取ったり、クロスラインを仕掛けたり。地頭所選手はラインを潰しに来るものの、最初から抜く気無し。むしろジジイはムダにアクセル踏まず、相手にアクセル踏ませるように仕掛ける。リーフe+の第1戦で86改の金沢選手を揺さぶり電欠に持ち込んだのと同じ。そんなプレッシャーを数周に渡ってかけ続けていたら、がっくりペースダウン。

        写真/NANKEI

セーブモード入りましたね~。余裕で抜く。しかぁ~し! 私も20周目から(25周のレース)バッテリー温度上がり始める。後ろを走っているモデル3、まだ元気! 何とか23周目までTOPをキープ出来ていたのだけれど、24周目に私もセーブモード入りです! モデル3にバックストレッチで抜かれ2位。こうなるといかんともしがたい! 目標通りモデルSに勝ったがモデル3にヤラレタ!

3位になった若手の地頭所選手、良いドライバーです

スペック差を考えたら当然かもしれない。というか、むしろリーフe+大健闘です! 当然ながらリーフe+とモデル3は違うクラス。終わってみたらクラス1位の総合2位となりました。それにしてもリーフe+、速いし楽しい! 喜多見さんの足がバッチリ決まっているし、BRIGの丸山さん作の改良型ブレーキはコントローラブル。激しいバトルでも最後まで利き味変わらず! 凄い!

何より筑波サーキットで1分12秒~13秒台を24周キープ出来るんだから速いと思う。そこらのスポーツモデルに勝るとも劣らず! さて。予算不足のため自走で帰ります。筑波サーキットで急速充電したらバッテリー温度がレッドゾーンだったので充電に制限掛かり30分で40%までしか入らず。さらに途中のファミマで充電。気温4度。寒いですが、今日も超楽しい、いや超辛い修行でありました。

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