クラリティ、カッコよす!(14日)

有り難いことであります。原稿でパツンパツンになってしまった。朝から晩まで原稿書ければいいのだけれど、取材や打ち合わせなども入っているため弱いアタマをフル回転させねばならない。昼まで原稿書きし、まず銀座に出て打ち合わせ。

終了後、地下鉄銀座線で青山へ移動。ホンダFCXクラリティの発表会。それにしてもホンダが燃料電池に投入している予算は膨大です! すでに飛行機や船舶、家庭用発電ユニットとしても実用テスト可能な段階に達している世界最高性能のスタックを、超限定発売の乗用車を丸々1台開発し搭載するという贅沢なことをやっている。

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このままハイブリッド仕様にしたらいいのに!

めちゃくちゃカッコ良いFCXクラリティ、何と燃料電池専用車なんだとか。ハイブリッドでさえガソリン車と同じボディのシビックに搭載したのに(私は専用ボディにするべきだったと思う)。参考までに書いておくと、FCX用のスタックは100kWというパワーを持つため、20部屋のマンションなら1基で1棟分の電力をまかなえてしまう。

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リアビューもインテリアも文句なし!

コークス炉などから出ている水素を引っ張れば(現在捨てている)、環境に超やさしい。けっこうな需要があるんじゃなかろうか。もちろん何度も書いている通り、飛行機用としても素晴らしいポテンシャルを持つ。されどホンダの担当者は「乗用車以外やりたくないんです!」。

遠回りに感じるかもしれないけれど、このあたりで用途を広げ、コストダウンするというのも燃料電池自動車実現への道だと思う。買うことすら出来ないクルマを延々出されても、そろそろ「またか」。やがて相手にされなくなってしまうだろう。驚くほどコンパクトになった100kWのスタックを見ると「もったいねぇなぁ~」と考えます。急いで帰宅し、原稿書き。

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