アテンザ試乗

早起きして湘南国際村で行われているアテンザの試乗会へ。ガソリンの時に感じた乗り心地の硬さはずいぶん改善されていた。開発チームによれば「慣らしが済んだためだと思います」。平均的な感性の持ち主なら全く気にならないレベル。乗り心地フェチの私でも辛抱出来る。特に平滑な路面なら問題なし。

気合いを入れたと言われているBOSEはイマイチだった。ボリュームあげると音が潰れてしまう。特にアメリカンポップスの、シンセサイザーで作った低音をニガ手とするようだ。イコライザー特性もあっておらず。標準オーディオの方がバランス良い。BOSEがあるということで密かに頑張ったのかもしれません。

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カッコ良い! 試乗レポートは間もなく

難点は二つ。ブレーキのタッチ(特に停止直前のコントロール性)にイマイチ質感が無い。パッドの素材なんだろうか? このあたりの特性についちゃ一度キッチリと『BRIG』の丸山さんに聞いてみようと思う。二つ目はハンドルを早く操作した時のアシスト。急に重くなってしまうのだった。

どちらも気にならない人は平気だと思う。そういえばアウトランダーPHEV、微少アクセル操作時にモーター特有のコギングトルク(モーターを手で回した時のクリック感をイメージしてくれればOK)を感じるが、開発担当者に聞いたら「もう少し頑張ろうと思っています。でも指摘されたのは国沢さんだけです」。

昨晩から始まったアルジェリアの事件、アメリカやイギリスは早々と飛行機を送り込んで自国民を脱出させた。日本の対応を見てると後手後手。そもそも情報が日揮からしか入ってこないようだ。おそらく「アルジェリアで何か起こった時」の対応マニュアルを作っていなかったんだと思う。

このあたり、首都高に大雪降った時のドタバタと根っ子は同じ。本来、アルジェリアに限らず、何かコトが起きた時に自国民をどうやって保護するのか決めておかねばならない。自国で飛行機を飛ばせる国や環境だったら、手順を決めておく。そういった環境が整っていなければ、関係の強い国に頼んでおく等々。

日本ならお願いしておけば、どこの国でも喜んで「貸し」を作ってくれる」だろう。人助けしたいという気持ちをドコの国の人でも持ってますから。いざ事件になった時、ドロナワで頼んだってダメ。いずれにしろ政府専用機に「使えそうな物資と人員」を乗せ、アルジェリアに一番近いところまで飛ばすくらいの対応が欲しい。

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7 Responses to “アテンザ試乗”

  1. applefanjp より:

    アルジェリアの件、諸外国で生活されているみなさんにとって
    他人事ではないと思います。
    まして、在留の日本人が少ない、先遣隊の皆さんにとって
    不安要素は多くかつ大きい。
    これからの土地なので幾重もの配慮が必要なはずです。
    自分も緑のパスポートを持って派遣されたことがあります。
    帯同した家族に伝えました。
    有事の際は自分たち家族の帰国は最後になる。
    そして、お父さんはもっと遅れて帰国することになるから。
    覚悟しておくようにと。

  2. Rotarycoupe より:

    初代アテンザのブレーキは素晴らしかったんですけどね。アイドルストップやブレーキアシストの関係で、停止後にライン油圧が若干低下しても動きださないようにする必要があるのかもしれませんけども。ホンダのハイブリッドも師匠が指摘したような癖を若干感じます。ステアリングのアシストが追いつかない件は、マツダよ、お前もかという感じです。スタビリティコントロールの装備が前提になって、カウンターを当てることがなくなったからかもしれませんが、でも、マツダ車だけはストレスなくカウンターを楽しみたいものです。
    日本政府の邦人保護の件、全くその通りです。海外在住していると痛切に感じます。思い起こせば、第二次世界大戦のときからそうでしたね。軍人ばかり優先して、民間人はおざなりでした。それがこの国の本質なのかもしれませんね。

  3. Uka より:

    政府の邦人保護が心もとないのは全くその通りですが、例外的に良かったのが中曽根総理と後藤田官房長官時代の三原山噴火の住民全島避難の時ぐらいですね(国内でですが)。
    「コギングトルク」なつかしい言葉ですね。滋賀県の元大工さんがコギングトルクを劇的に減少させた発電機の特許を申請したことが2年程前に報道されていましたが、まだ実用化されていないのでしょうか。
    元大工さんはあらゆる会社を訪ねたが全く相手にされず、京都大学の准教授だけが話を聞いてくれ、それを論文発表してからやっと注目されはじめたという、これも日本の悪しき習慣ですね。

  4. 神楽坂清三郎 より:

    この国が自国民を守ろうなんて考えたこと、あるんでしょうか?

  5. ひろし より:

    BOSE、イマイチですかー。
    雑誌に、「エンジンサウンドを補完する音色をスピーカーから出力する」と書いてあったので、
    そりゃあ楽しいかも!?と思ってましたが、音楽がビミョーなら、プラマイ0かなー。

  6. ZOOMMAX より:

    以前初代アテンザをMTで乗っていましたが、ブレーキタッチ良かったですね。その時のイメージが強すぎて、もともとのブレーキタッチだけでなくAT車は、クリープの影響で未だに停止直前のタッチは違和感が消えません。加えて最近流行のアシストが嫌。レガシィの時はまだアシストが無かったからクリープの違和感だけで良かったのですが、SKYデミオはアシスト有り、もう一台の軽も同様であり、この季節ふんわりブレーキがやり難い。極々弱い踏力でブレーキを踏むのが特に。なめらかに停止しようとすると止まらずにゆっくり追突しそうになりギュッとブレーキ踏んでしまいます。
    ブレーキアシスト無くせませんかね。ブレーキ奥まで踏めない人が多いから無理?踏力以前になくVIP乗りもいるしな〜(絶対ペダルちゃんと踏めないっしょ〜)。衝突防止デバイスはブレーキアシストと強調制御してるから、今後は全部アシスト仕様になるか。

  7. 真鍋清 より:

    マツダ・アテンザは国産車には珍しく「自我」が強い点に心惹かれるがいかんせんサイズが非現実的か。
    我が「産廃ヴィッツ」、目下105564km走行してCVTフルードを10820kmぶりに交換したのを機に市街地燃費も9.8km/l→12.6km/lと回復したのはせめてもの得な話かも知れない。
    ある日目にした小生とほぼ同型の初代末期ヴィッツ1300を駆るプラント建設会社「日揮」のヘルメット姿の従業員の姿は責任感が感じられて颯爽としていた―同シーンが小生をしてSCP13型ヴィッツを選ばせたことも無きにしもあらずで、「ヒトとクルマ」は文化なのだと再認識させられるのだ。
    日本政府・マスコミ共に公平さを失わない姿勢で人質の救出に寄与してもらいたいと願っている。

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