スズキ、次世代アルト100kg軽量化は現行の680kgから580kgになるということじゃありませんでした
スズキが技術戦略説明会2026を開催した。詳細はコチラのpdfに全て出ているので興味ある方はぜひ! スズキの技術で気になっていたのは2点。東京都の2030年ハイブリッド規制をどうするのかと、次期型アルトの100kg軽量化である。ハイブリッドについちゃ明確なことは解らなかったけれど、100kg軽量化についての概念が判明したので簡単に紹介したい。
まず2030年から東京都でハイブリッドかPHEV、電気自動車しか新車登録出来なくなる件だけれど、軽自動車はクランク軸に48Vで稼働する13.6馬力のモーターを付けるタイプという。スバルが廃止した「マイルドなハイブリッド」である。実際、燃費改善効果は15%しかない。このハイブリッド、東京都が認めるのか興味深いところ。OKなら輸入車のマイルドなハイブリッドもOK。
もし東京都が15%の燃費改善効果しか持たないハイブリッドも認めるのなら、少しばかりガッカリである。ただ次に紹介する次期型軽量アルトに搭載するのなら、13.6馬力のモーターでもエンジン掛けずにスタート出来るかもしれない。現時点で東京都はこのあたりの基準について明らかにしていない。スズキは東京都の「ハイブリッド認定基準」についての情報を持っている?
次期型アルトの100kg軽量化は680kgの現行アルトから100kg軽くするのでなく、本来なら法規対応やハイブリッド化、衝突安全対応などのため本来なら760kgになる車重から100kg軽くするというものでした。つまり次期型アルトはマイルドなハイブリッドや、エアイドエアバック、ワンランク上の機能を持つADASを標準装備しながら660kgに抑えると言うことである。
表を見ると燃費向上のため60kg近く重くなる目算。マイルドなハイブリッドならもっと軽いような気もしますが。変速機など残すため重くなる? 2モーターを採用するダイハツのハイブリッドも60kg程度の重量増だと思う。燃費改善効果は圧倒的に2モーター式が有利。エネルギー回生量だって大きいためだ。実燃費でダイハツに届かないかもしれない。
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いえいえ、色々対応していっても現行車よりも軽く作れることがとても重要だと思います。BEVはその重量が最後の大きな問題になると予想しています。
現行型より機能を充実させた次期型を、更に軽く作る!!!
これこそ、安直な高級化=似非セレブ化の対極にある最も困難な目標ですよね!
100kgという思わせ振りな数字を出すまでもなく、この目標を達成するだけでも、世界中のメーカーが真似できない「極限魔法」だと思っています。
でもきっと社内では、高価な軽量材は許されず、都合良く新技術が出てくる訳でもなくて、スズキは一歩一歩地道に愚直に創意工夫を積み重ねながら、切り詰めているのでしょう。
スズキは世界で最も現場力の強い自動車メーカーとして、存在し続けていると感じております。素晴らしい〜っ!!!
大排気量の高級スポーツカーを愛していた自分が母親の先代アルト(600kg代)を借りた瞬間に衝撃を受けました。
まさに「軽さは正義」
あまりの楽しさに自分用のアルト(AGSのNAとMTワークス95PS)の2台増車。
社長の「下駄車」や「軽くするためにエンジン取れないか?」の発言、大好きなメーカーになりました。