閑古鳥

洞爺湖サミットには世界最先端のECOカーが展示されていたけれど、連日閑古鳥カッコー状態だったそうな。というの
もアピールをほとんど行っていなかったためである。御存知の通り外務省は役に立たない役所の中でも最高位に君臨してます。海外に駐在している日本の企業に
聞くと、口を揃えて「日本大使館の連中は休んでばっかりいて何のために居るのか全く解らない。その割りにエラそうで腹が立つ」。一生懸命働く日本の企業
と、「無事これ名馬」(何もしないのが最高)と考えている外務省は水と油という感じ。洞爺湖サミットを控え、自動車メーカーの広報担当者は「今まで外務省
と接点を持ったことがなかった。国交省や経産省と全く違い、まるで幼稚園のお遊戯会レベル。意見を聞く気すら無いみたいです。洞爺湖サミットも広報担当者
を受け入れてくれず、試乗会の管理すら出来ない。試乗会をやるにはノウハウが必要なのだけれど、外務省の坊ちゃん方に出来るとはとうてい思えない」。まぁ
その通りになったワケだ。外国人に乗せて事故など起きたらめんどくさい、ということなんだろう。少なくとも国交省や経産省は「乗らないと理解して貰えな
い」といった一般常識を持つし、警察でさえ「乗るなら十分注意してどうぞ」くらいの柔軟性を持つ。外務省の役人にとってクルマは「運転するもの」でなく
「事故が起きたら問題だから乗せて貰うもの」なんだろう。次から外務省のお願いなんかシカト決め込みゃいい。

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