ニュルブルックリンクのタイム競争禁止に

スポーツモデルの性能を示す一つの指標になっているのがニュルブルックリンクオールドコースのラップタイム。日本勢も1990年あたりから強く意識し始め、近年は「ニュルで1番速い!」が開発目標になっていたほど。しかし。ここにきて性能は急速に向上。

ほとんどレーシングタイヤと言ってよいほどグリップするタイヤの登場で(公道走行可能)コーナリング速度は飛躍的に上がり、素材技術の向上や、大容量ツインクラッチなど大出力エンジンを容易に使えるような環境になったため、もはや危険な領域に入っていた。

最高速だって軽く300km/hを超える。いつ死亡事故起きても不思議じゃない状況。そんな中、今年レースで観客席に飛び込むという事故が発生。これを受け、今年のニュル24レースは速度規制も行われた。その流れで占有走行中のフルアタックも禁止になったのである。これですべて終了。

フルアタックしなければラップタイムを取る意味なし。この措置を受けてホッとしているメーカーは少なくないと思う。例えばホンダは新型シビックタイプRで2リッターFF最速タイムをマークしたらしい。今後、ライバルメーカーはタイムアタックできないため、永続的に1位確定。

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ニュルで1番速い市販車になるという目標を伊東前社長から与えられた次期型NSXに対するプレッシャーもなくなった。この措置、正しいと思う。ニュルでいくら速くても、スポーツカーの楽しさとイコールじゃないし、そもそもそんな性能使い切れない。これでニュルの呪縛から解放されます。


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