事故に対する思いは企業によって違う(3日)

改めて書くまでもなく、事故の当事者になりたくない。バンパーだけとか、ボディのキズだけという軽微な事故であっても、イヤな思いをする。本日、ターンパイクでクルマとバイクの大きな事故が起きたという。私も出かけた帰り道、やはり早稲田通りで交通事故現場に遭遇した。右側に誰か倒れています。クルマの壊れ具合からして、楽観出来る状況ではないと考える。

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仕事柄、様々な自動車メーカーの安全担当の人と話をする。昨晩もあるメーカーの安全担当TOPと様々な話をした。そのたびに感じるのは「目指す山の高さが違うし、登る速度も違う。装備に掛けるコスト意識にいたっちゃ全然違う」。さらに技術者の度量の差があるし、安全装備を作っているメーカー(日立やコンチネンタル、ボッシュ等々)だって制限されるのだった。

このあたりが自動ブレーキの性能になって出てしまってます。下はボルボV40の自動ブレーキの評価。この価格帯のクルマの中では圧倒的に優れてると思っている。なによりボルボの安全担当技術者に話を聞くと、気合いからして違う。さらに歩行者用のエアバッグを売ってるの、世界中のメーカーでボルボしかない。だからこそV40に乗っているのだった。

V40の歩行者ブレーキ

ベンツEクラスの歩行者ブレーキ

日本勢ではスバルが素晴らしい評価を残している。なかでも前方にアイサイト3&側方&後方レーダー付きのWRX S4など最高でしょう。私のWRX S4は側方&後方レーダーが付いていないA型だけれど、ラリー車だってリエゾン(移動区間)で自動ブレーキあれば万全だ。スバルは「技術屋としてクルマをキチンと制御したい」と考えているようである。

新型シエンタを買おうとすると、自動ブレーキが誤作動するケースをディーラーで14通り説明されるという。これを聞いて心配になる人も少なくないようだ(付けるの止める人も)。トヨタに聞いてみたら「シエンタのシステムは誤感知もほぼ発生していません」。いわゆる『羮に懲りて膾を吹く』というヤツか。慎重過ぎると一生懸命開発した事故防止技術を使ってもらえなくなる。

私は読者の皆さんに事故を起こしにくいクルマをすすめていきたい。もし安全装備のないクルマを買うのなら、そのあたりを十分認識して欲しいと考えている。もちろん自動ブレーキのないクルマを乗るな買うな、と言ってるワケぢゃありません。私だってリーフに乗っているし、ミライにも自動ブレーキはついていない。そういった点じゃ私だって出遅れている?

このあたりはニンゲンの弱さかもしれない。精一杯修行します。


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