タイラリー第二戦レグ2

SS5まで終わってサービスに戻ると小沢さんがクルマの状況はどうかというので「真っ直ぐ走るようになったけどリアが気持ち硬い感じですね。少しだけ柔らかくなりますか?」。ということで早速手を加えてくれました。コ・ドラのペーズノートの読みも良くなってきたからレグ2は可能な限り頑張ってみましょう。

SS6〜SS10まではレグ1と同じパターン。長い方のSSを走り出すと、ありゃま! 劇的に乗りやすくなってるぢゃないの! ターンインでハンドル切ると気持ちよ〜く曲がるし、そのままアクセル開ければスムースにテールが流れながらトラクションが掛かっていく。乗っていて楽しい。こうなるとタイムも出てきます。

6212

気持ちよ〜く曲がるようになった

ぬあんと! SS5より10秒もタイムを削って5分46秒というベストタイム! マリーニ選手は5分47秒でございます。さらに短いSS7も1分27秒となり、これまたマリーニ選手より1秒速いタイム。短いSSはコースも覚え、ダートラコースのように走れるようになってきた。マリーニ選手のエンジンはグループA仕様だということを考えれば上出来。

たださすがにリストリクター付いてないウィッタヤ選手はコースを覚えたら速く、1分25秒のベストタイム。見ていると立ち上がりとストレートの速さが全く違うそうな。だったら私もマリーニ選手と同じグループA仕様にすればいいじゃないか、と思うかもしれないけど、あくまでフェアに行きたいのだった。

6211

フロントバンパー、もはやボロボロ。されどスペア無し

SS8も5分45秒でステージベスト! マリーニ選手は1秒遅れ。ウィッタヤ選手5分48秒。長い方はパワーあるだけじゃタイム出ない。ただ同じ運転手ならもちろんパワーある方がいいですけど。続く短いSS9はマリーニ選手より2秒速い1分26秒。ラインを工夫したら1秒切り取れましたね。

先頭車はライバルのタイムを見られないものの、2号車から前を走っているクルマのタイムが見られる。マリーニ選手はSS6〜9で全て届かず、マージンも37秒から32秒になった。ジワジワ追い上げられる時の気分って良くない。どうやら気合い入れないと厳しい、と思ったのだろう。SS10でプッシュしたらしい。

6213

今回も純正オイル+モーターレブの多走行車用

何と5分33秒という素晴らしいタイム! さすが元イタリアチャンピオンであり、PCWRCのドライバーである。私がグループAのエンジン積んでも届かないかもしれません。されど私だって粘らせて頂く。長いSSのベストである5分43秒。ウィッタヤ選手5分46秒。なかなか良い感じのバトルになってきましたね!

SS10を終えてマリーニ選手とのタイム差は42秒に広がった。こいつを残る5本のSSでひっくり返すことは難しい。そもそも今回は2位で上出来だ。SS11から逆走になるため全く新しいSSと同じ。少しでも追い詰めてプレッシャーを掛けていきたいです。後ろのウィッタヤ選手は、これまたワンミスで逆転されてしまう微妙な30秒差。

<おすすめ記事>

2 Responses to “タイラリー第二戦レグ2”

  1. kanbutan より:

      御大、良いじゃないですか! 良いじゃないですか!
    その調子、その調子! 惜敗の2位なんてどこかの国の新聞の一面の見出しみたいですが、マリーニ選手を打っ遣って辛勝って方が劇的で良いですね。フレーッ フレーックニサワ ! 勿論ロープの様な勝ち方だって良いんですよ。 ミツー・ソルベルクでも可です。

  2. szk より:

    凄いですね[E:sign01]日記見てるだけで興奮してきます[E:sign01]
    頑張ってください[E:sign03]

このページの先頭へ