新型タント、性能未公表の自動ブレーキを除き、良い仕上がりで驚く
ホンダ「N-BOX」の販売が好調で、2018年は24万台を売り上げて軽自動車・登録車合わせてナンバー1を独走しています。N-BOXの快走を許してしまっているダイハツとしては、「このあたりで何とか抜本的な対抗策を打ちたい!」ということなのでしょう。間もなく発売される新型タントから、ダイハツ「DNGA」と呼ばれる新世代のプラットフォームを投入して、テコ入れを図ることがわかりました。
新型タントの発売に先立ち、最終プロトタイプに試乗することができたのですが、ハンドルを握った印象は「どうしちゃったの?」というくらい全ての性能が従来型より進化していました。最も驚いたのがハンドルを切った時のクルマの姿勢です。今までのタントは平均的な背の高い軽自動車で、ハンドル切ると外側輪が沈み込み、そして内側輪は伸び上がってロールします。コーナーで最も負担掛かるのは外側輪の前輪で、ここだけで踏ん張って曲がるイメージでした。<続きを読む>
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