新型アコード465万円。今までこれほど話題にならない新型車ってあった?
間もなく新型アコードが日本発売となる。ハイブリッド仕様だけのワングレードとなり、ほぼフル装備で465万円になるとディーラー資料に出てます。ちなみにアメリカでは2017年10月から販売されており好評。日本で販売されるアコードはタイ工場製だ。昨年の東京モーターショーで日本導入を発表したが、全くと言ってよいほど話題に上がらず。しくしく。
かつてこれほど発売前に盛り上がらなかったクルマを私は知らない。あのシビックですらメディアが取り上げました。新型アコードの情報って、お付き合いで掲載している感じ。考えてみたらネットメディアで新型アコードの記事を上げてもアクセス数は期待出来ない。ネットメディア、読まれない記事についちゃドライ。ホンダ側も盛り上げようという気配無し!
ただ新型車を日本に導入するとなれば、少なからぬコストが掛かると思う。タイで生産するため右ハンドル仕様ながら、細部は日本専用にしなくちゃならない。だったら「売ってやろう!」と意気込んでもいいような気がするが、熱心にアピールしようという気配無し。私が初めて新車で買ったクルマはリトラクタブルヘッドライトを採用した3代目のアコードでした。
ホンダ、どうしちゃったんでしょう。聞けばホンダOBの集まりがあると、必ず「現役組はナニをやってるんだ!」という流れになると言う。ホンダの文化として「引退したら現場に干渉しない」という潔さがあるけれど、ここまで来るとモンク言いたくなる? 昨今の流れを見ていると、軽自動車にフィットベースのミニバンとSUVが売れればいいと思っているのかも。
発売する前から誰もが「売れないでしょうね」(新型アコードと同じ装備内容の日本製カムリで445万円)と解っているモデルを出すことを決めるのって誰なんでしょう? そろそろ昼寝から起きた方がいいと思う。
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