幸せのハードル

千葉の柳橋さんから今年も大きな梨を頂いた。例年より小さいということだけれど、どうしてどうして! その分甘い! 梨の種類は世界中にあるけれど、日本の梨が一番洗練されていて美味しいと思う。以前、私と同じくらい梨好きのフランス人が(もちろん洋梨)、悔し紛れに日本の梨は梨じゃない、と言ってました。

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リーフは43分の1です

沖縄の宮城さんからグルクンが届いた。東京ではなかなか入手出来ないサカナで、唐揚げにして食べたら素晴らしく美味しい。なんと表現したいいか迷うが「軽い」サカナなのだ。だから唐揚げにするとサクッっと食べられる。考えてみたらしばらく沖縄に行ってない。琉神マブヤーで盛り上がったから、昨年11月ですね。

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沖縄にいかなくちゃ!

お昼にニュース見てたら、自民党の総裁選挙をやっていた。今回の立候補者は全員原発稼働容認なのでお話になってないのだけれど、それにしても酷すぎる。全国の党員が望んだ軍ヲタ議員を同僚達は全く支持せず。全国の党員の意見なんかクソくらえってことです。自民党は全く変わっていない。

夜はラジオ日本に行き、収録。今年から遠藤恭葉さんと一緒でございます。TOPに書いた通り免許を取ったばかり。長い時間ラジオで話をするのは2回目だというけれど、勘所も良くスムースに進む。面白いし。収録の合間に最近景気悪いという話になった時、泰葉さんに「生まれてからずっとツマらんでしょ」と振ってみた。

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オモシロイです

すると「それが普通だと思っているので小さいことも楽しいですよ〜。幸せのハードルが低いんです」。なるほど、とヲジサン一同感心しきり。バブルを知ってる世代は、多少コトじゃ幸せを感じないのだった。だから女性もアラフォーとかになっちゃうんだと思う。大きな幸せを知るって損なのかもしれません。

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3 Responses to “幸せのハードル”

  1. applefanjp より:

    泰葉さん、綺麗で可愛いなあ!
    師匠、ここだけ話ですが
    吉田由美先生の時とは違いますな!
    これは吉田先生に報告しておきませう!
    幸せのハードルがあまり高くないっていい子ですねぇ!
    オヂサンも感心!
    お話のネタにさせていただきまーす!

  2. COLT より:

    昔はそのハードルを跳び越えるのを諦めて楽しくリンボーダンスしながらくぐり抜ける生き方も出来たんでしょうが、世の中のいろんなことが低くなってしまうとくぐり抜けるのは無理です。
    僕は今の若い世代を大変だなと思うと同時に尊敬もしています。

  3. 真鍋清 より:

    ♪幸せって何だっけ何だっけ ポン酢しょうゆのある家さ
     幸せって何だっけ何だっけ ポン酢しょうゆはキッコマン キッコマン♯♭〜
    「幸せ」と見てそんな往年のヴィンテージCMソングが頭を条件反射しちゃった。
    いやいや、国沢さん聞いてくださいよ、当方は一身上の事情―日本語教師の仕事に関すること―で一筋縄ではいかない複雑な問題に嵌り込んでいるのですよ!
    そんな大変な状態の中、頭が真っ白になって冒頭のとぼけたCMソングが駆け巡って仕方ないのです。
    そのぐらい平常心すら保つのが難しい小生ですが、ネット記事及びスイスやドイツの自動車年鑑で往年の渋系ヨーロッパ車=プジョー505GTI(2200cc)やルノー30TX(2600cc)、同25 V6インジェクション(2600/2800cc)らの姿を目にして頭にやっと電流が走り始め、次の策を考える取っ掛かりまで来ました。
    これらフランス車数車は現役当時の水準に照らしてメルセデスやBMWに遠く及ばない性能ながらも矢のような直進安定性、路面を問わず効くブレーキ、特有のダンパー特性などフランス車のフランス車たる真髄をとことん備え、「必要十分とは何か」に対する明確な哲学で以て小パワーで過剰なパワーのドイツ勢と対峙する姿勢は時代を超えて不朽だと信じて疑いません。
    「必要十分の美学」を毅然と打ち出す歴代のフランス車を見るに、エンジンパワーにせよ排気量にせよ、豪華さにせよ「過剰が/150点主義が果たして幸せに直接結びつくだろうか?」の疑問を投げかけている気がしてなりませんが如何でしょうか。
    「衣食足りて礼節を知る」、これってまさに「言うは易く行うは難し」ですね。

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