「新型エルグランドに自動運転機能が搭載される」という情報の詳細を解説させていただく

「新型エルグランドに自動運転機能が搭載される」という情報が出回っているようだけれど、もう少し正確に伝えさせていただく。まず日産による正式なアナウンスは「2027年度に次世代プロパイロットを新型エルグランドに搭載」である。新型エルグランドの発表は来月になると思われるため、次世代プロパイロット付きが発表されるのって「2027年3月まで」。1年半後ですね。

また自動運転では無い。高機能型ADASである。このシステム、すでに紹介している内容だ。自動運転というカテゴリーはハンドルを握る必要無く、よそ見だってOKの『レベル3』(運転の主体はクルマであり事故が起きたらクルマの責任)以上を示す。次世代プロパイロットは運転の主体がドライバーになる『レベル2』で、自動運転じゃなく「運転アシスト」。

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上の動画の通り、常に周囲の確認をしなければならず、ハンズフリー可能ながら手はいつでもハンドル握れる位置をキープすることになる。ただ性能的には現在のハンズフリーとレベルが全く違う。目的地をセットすればハンドルもアクセルもブレーキも操作せず到着する。先日、同じような機能持つという中国の『モメンタ』を取材したけれど、日産の方が圧倒的にレベル高い。

ちなみにアメリカや中国で実証試験を行っている無人タクシーは、センサーだけでなくハンドルやブレーキなどに冗長性(予備のシステム)持たせており、個人で買えるような価格じゃない。したがって自動運転車とも違うレベルだと思っていい。ちなみにテスラのシステムは全く不明。なんせ秘密結社のような企業なので、不確かな情報多いXと同じく本当の実力が解らず。

信じる人は信じて貰えばいいと思う。次世代オートパイロットだった。素晴らしい性能を持つけれど、価格も高いと思った方がいいだろう。昨日書いた通り日産は富裕層向けのクルマが主体になる。新型エルグランドは2グレードあるようだけれど、安い方で600万円を軽く超えるとのこと。次世代プロパイロットを付けようとすれば高い方のグレード+40万円以上のオプションか?

こうなると気になるのが残クレの残価率。アルファードの場合、3年で70~80%前後と高い。車両価格600万円なら420~480万円ということになる。このクラスは残クレの利用率が高い。新型エルグランドも同じくらいの残価率を設定出来るだろうか? 出来なければその時点で勝負にならない。クルマって外野から見てる時と、実際買うときの評価はけっこう違うのだった。

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