クラウンにマツダの直列6気筒を搭載するなんて話がま~だ出る! ありえないっす!
どういう脳天気な考え方をすればクラウンにマツダのエンジンを積むなんて話が出てくるのか全く理解できない。というか、次期型クラウンにセダンボディなど無いと考えてよく、しかもプラットフォームはハリアーと同じFFになる可能性が極めて高い。仮にマツダの6気筒を搭載するとなれば「ラージ」と呼ばれている次期型CX-5と同じプラットフォームを使わなければならない。
つまりクラウンはマツダからのOEMということになる。そんなことするワケ無いでしょう! もはやクラウンじゃないですから。トヨタのフラッグシップがマツダ車ということだってあり得ない。日本がアメリカ第51州目になるより確率低いかと。もっと言えば後輪駆動のクラウンを作るにしても、燃費イマイチでパワーも普通3リッター+αのスカイアクティブXを使うことなど考えられず。
100歩譲ってマツダの親会社がトヨタになったら、将来性の無いスカイアクティブXは残さないと思う。どう頑張ってもCAFEで燃費が高い高いハードルになっていく。CAFEを全くクリアできないエンジン残すのであれば、パワフル&官能評価を追求したくなる。スカイアクティブXに乗ると解るけれど、これといった特徴を持たない普通のトルク重視型エンジンなのだった。
4気筒のスカイアクティブXだって風前の灯火状態。日本は5%しか売れず、しかも徐々に右肩下がりになってきた。デモカーかディーラー登録車か不明ながら中古車市場にも大量に流れ込んでおり、ここでも人気薄。相場落ちる一方だ。ヨーロッパも分析してみるとスカイクティブXを搭載しているモデルの4割を占めているが、当該車種はCAFE対策で普通エンジン車の販売を絞ってる。
価格とドライバビリティ、排気ガス規制などの関係でアメリカは厳しい。世界規模で売れておらず、人気も盛り上がらないということ。全ての評価項目でトヨタ式ハイブリッドに勝てない。スカイアクティブXを猛プッシュした藤原副社長に「現状と今後どうする」を聞いてみたいが、噛み合わないワな。可及的速やかに中期計画見直しの見直し案を作成しないとタイムオーバーになります。
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