LEDヘッドライト
小糸製作所は技術的なハードルが高かったLEDのヘッドライトをついに実用化してしまった! 次世代のヘッドライトとして期待されていたもので、これまでの光源と比較にならないくらいの凄さを多々持つ。まず大きなリフレクター(反射板)が不要なため、驚くほど小さい。世界で初めてLEDヘッドライトを採用するLS600hの場合、HID仕様のLSもあるため普通のヘッドライトと同じ面積となっているが、やがて出てくるだろうLEDヘッドライト専用車は今まで見たことの無いような顔つきになるかも。デザイナーのウデの見せ所であります。二つ目は電力消費量の少なさ。すでに実用化されている携帯用LEDライトも、従来の白熱球と比べものにならないほど連続点灯時間を持つ(電池の量を減らして小型化しているケースも多い)。ハイブリッド車などなら、夜間の燃費を改善させられるくらい違うそうな。笑えるのが寿命で、一説によれば10万時間くらい持つらしい。加えて点けたり消したりしても寿命を縮めない。参考までに書いておくと1週間に5日間2時間づつライトを使い、10年経つと5500時間。4時間づつ使って1万1千時間。もし経年変化も少ないなら、使い捨てカメラのレンズと同じくリサイクル出来る可能性も出てくる。現時点では驚くほど高いそうだけれど(トヨタは小糸製作所にコストの制限を付けなかったともウワサされてます)、量産されHIDくらいの価格になると急速に普及するかもしれない。
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