F1に使われている電池性能は凄い! 単3電池を12秒で使い切り20秒で充電するのと同じ。燃えそう

今年のF1で要求される電池性能は信じられないほど凄い! 絶対的な容量はRAV4やフォレスターのハイブリッドが使っているのと同じ1.1kWh(全容量は使わない。せいぜい半分と言ったイメージ)。それでも夏場は出し入れするときに熱を持つため、エアコンで冷えた車内の空気を電池に引き込んで冷却する。ちなみに普通のハイブリッドだと数秒間50馬力を出せる程度。

F1の場合、フルパワーで476馬力(電力なら350kW)を引き出す! 12秒程度で全部使い切るような大出力だ。さらに回生も340馬力(同250kW)。電池容量が50倍くらいあれば476馬力を引き出し、340馬力回収することだって難しくない。イメージとしちゃ単三電池1本で電動キックボードを12秒間フルパワーで走らせるようなもの。普通ならチンチンに熱くなる!

さらに使った電力を20秒間でフルチャージするようなもの。これまたチンチンに熱くなり、1回のフル放電+フル充電でオシャカになることだろう。ハイブリッド車に使われている1.1kWhのリチウム電池だって12秒間でフル放電させ、20秒間でフル充電したら、おそらく1サイクルで壊れる。といったことからすれば、既存の電気自動車用電池技術など通用しない。

ホンダは電池についちゃ相当のノウハウを持っていると思われていたが、苦戦しているようだ。一方、メルセデスやアウディ、フェラーリ、フォードは普通に走っているし、1レース分の距離を走っても壊れていない。熱に極めて強い全固体電池を使ってるんじゃないかと思えるほど。全固体電池であれば高い温度に耐える。150度以上に耐える全固体電池もあると聞く。

ホンダが使っていると思える半固体電池だと100度くらいまでで使いたい。冷やそうとすると、150度の全固体電池は外気温30度でデルタ(温度差)120度。半固体電池なら70度。100度のお湯を冷ますのにマイナス20度の氷を使うのと、30度のぬるま湯を使うのだとドチラが有利かってことです。ホンダが使っている電池の耐熱温度やいかに?

デルタを確保出来ないのなら、違う電池を使わなくちゃならない。少なくともドイツとイタリア、アメリカ、もしかするとイギリスには存在するんだと思う。もはやホンダも強がっていられないし、チーム側だってノンビリ待つワケにもいかない。今やワラにもクモの糸にもすがるイキオイで電池を探している、と私は勝手に推測している(間違っているかも)。

蛇の道はヘビで、金子に糸目を付けなければ買えると思う。もちろん先行チームより優れた電池は供給してもらえないでしょうが。そいつを入手し、実戦に投入するまで早くて3ヶ月か--といったことをトラブルの内容からアレコレ推測するのもモータースポーツの楽しみ方だと思う。技術とお金さえあれば、今シーズン中盤までにセカンドグループと戦えるようになる?

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