世界第5位の電池メーカー『国軒高科』が日本への工場進出を準備中。稼働開始となれば日本勢はお手上げ

日本勢は電気自動車用電池の生産&開発に足踏みしている。そんな中、世界第5位の電池メーカーである国軒高科(こっけんこうか)が日本に電池工場を作るべく動いているという。日本で電池メーカーと言えばCATLやBYDイメージするものの、世界第3位は韓国LG。4位中国CALB。その次になり、しかもシェアを伸ばしている。後進ながら高い技術力を持つのだった。

「第5世代LFP」と呼ばれる最新の電池は乗用車用の場合、高性能を売りにする三元系リチウムに匹敵する196Wh/kgのエネルギー密度を実現し、10%から80%までの急速充電を5分で済ます。CATLやBYDの最新型LFPに勝るとも劣らないスペックを持つ。トヨタが開発中のバイポーラ型LFPも届かないと思う。こんな電池を日本で作られたら勝負にならず採用を決めるメーカーが出てくる。

LFPの基本的な特許こそ切れているものの、中国の電池メーカーは性能を向上させるための特許を多数持っている。日本の電池のメーカーが中国の特許を避けながら高性能LFPを作ることなど出来ないレベルらしい。日本政府も中国企業の工場進出は止められないため(日産やホンダ車に使われているAESCは80%近くが中国資本)、遠からず実現することだろう。

なんのかんの言っても日本は2025年で456万台という自動車販売台数世界4位の市場である。中国の企業からすれば魅力的だ。国軒高科が出てくれば、CATLやBYDも出てくるだろう。自動車産業のうち、エンジン、変速機、燃料タンクなどから得ている利益は大きい。電池を買うとなれば、eアクスル(モーターとインバーター、駆動ギア)しか残らない。収益率の低下が避けられないと思う。

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2 Responses to “世界第5位の電池メーカー『国軒高科』が日本への工場進出を準備中。稼働開始となれば日本勢はお手上げ”

  1. トリシティライダー より:

    私はこのニュース違う見方をしました。欧州の自動車OEM工場を中国OEMが居抜きで入るように、技術的に競争力を持っている会社であれば、資本にはこだわらず、日本の地でLFPを造って貰った方が日本に貢献するんじゃないかと思います。
    和歌山始め、近畿圏の三元系電池工場はロクな稼動が期待できないので、居抜きでGotionにはいってもらえれば地元雇用、日本自動車OEMの競争力、日本社会の安全性向上にも貢献すると思います。

  2. サイクリング爺 より:

    親戚の家の近くにF河電池があって、遊びに行くたび、すごい会社だと教わってきました。だから、クルマのバッテリーを取り換えるときは、FB印一択でした。この記事を読むと、とても心配です。もう、日本の技術は終わりなんでしょうか?

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