福島県で4人焼死した事故の交差点、止まれの標識も停止線も無しだった!

郡山市の事故、優先道路を走っていた側の車両に横から衝突したということで衝突した側のドライバーを避難する声が多いけれど、現場を見ると道路に問題あると思う。衝突したドライバーからすれば「この先優先道路」の標識もなければ、一時停止の標識だって無し! 路面にも何のコーションを表示していない。初めて走る道なら自分が優先道路だと思う可能性大。

https://youtu.be/UN5XQGeM_OE?t=26

事故の後、慌てて一時停止標識を付けることにしたようだけれど、私は道路管理側の責任が最も大きいと考える。以前も書いた通り、そもそも我が国は道路の一括管理を行っていない。今回だって交差する道路それぞれの管理者が異なるため、危険な状態を放置してきたのだった。こういった交差点、おそらく日本中にあるんじゃなかろうか。恐ろしいことだ!

今後、道路管理予算減ってくると路面にペイントされた停止線が消えたり、道路標識の整備を進められなくなったりしていくこと間違いなし! 国が安全を担保してくれないとなれば、どんなキレイ事を言っても意味無し! 残念ながら生き延びるには「当たり負けしないクルマ」に乗ることしかない。真横からブツけられても耐えられるクルマを選ぶことをすすめておく。

我が国には十分に管理されていない道路がたくさんある。地元の人しか走っていないのなら あ・うん の呼吸で事故を防止出来るものの、外部の人だといかんともしがたい。現状だと人が死なないと標識を付けないから情けない。どうして道路を管理するシステムを構築しないのか不思議でならないです。大手メディアはこういった状況を検証する能力や気持ちもないのだった。

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2 Responses to “福島県で4人焼死した事故の交差点、止まれの標識も停止線も無しだった!”

  1. Rotarycoupe より:

    ご指摘のとおり、都会を離れればいたる所にあります。私も含めて地元民は優先道路を意識せず防衛運転が常識になっています。

    特に恐いのは、近年カラフルなウエアに身を包んだ自転車が飛び出してくること。

    土地に不慣れな人が当たり前に入り込んでくる。Googleのお陰なんでしょうね。行政はGAFAの侵略に全く追いついていません。

  2. coupe より:

    これ人が亡くなってるのに道路の管理者がまるで他人事のような発言してるんですよね…
    自身が優先道路と誤認してるにも関わらず交差点のたびに一時停止させるつもりなんだろうか?
    抜本的に仕組み化せず他責にしててはまた人が死にますよこれ
    この交差点だけ対策して終わりって民間だと新人社員の対応のようだ

    郡山市道路維持課の堺史浩課長補佐は、「対策をしても事故はゼロにはならないので、ドライバーの皆さんの注意が大切です」と話していました。
    https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20230119/6050021471.html

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