テスラ・モデル3大幅値下げ! もはやリーフe+より安くなってしまった

一体全体どうなってるんだろう? テスラがモデル3とモデルYの大幅な値下げを突如行った。モデル3の価格、もう上がったり下がったりで大忙しだ。昨年4月21日まで『RWD』と呼ばれるリン酸鉄リチウム電池を搭載した上海工場製のベースモデルは549万円だった。そして22日に円安を受け25万円値上げして574万円に。5月7日に再値上げして579万円。6月17日には17万4千円もの値上げで596万4千円へ。そして1月6日の大幅値下げです。

RWD :5,964,000 円 → 5,369,000 円(消費税込)
ロングレンジ AWD :7,091,000 円 → 6,389,000 円(消費税込)
パフォーマンス :7,939,000 円 → 7,149,000 円(消費税込)

新価格は上の通り。昨年4月21日以前より安くなっている! ちなみにモデル3が最も安かったのは2021年2~4月までの429万円。値下げしたとはいえ最安値から見れば100万円以上高くなってますけど。ここにきて円が少し高くなったため、そいつを反映したということなんだと思う。もはやテスラの価格って為替レート変動型になったと考えていいだろう。円はもう少し高くなりそうなのでテスラを買うなら待った方がいいかもしれません。

RWD : 511万円  
RWD:429万円(2021/2)
RWD:434万円(2021/4)
RWD:439万円(2021/6)
RWD:444万円(2021/7)
RWD:454万円(2021/10)
RWD:479万円(2021/12)
RWD:494万円(2022/3/2)
RWD:519万円(2021/3/15)
RWD:549万円(2021/4/2)
RWD:574万円(2021/4/22)

ただ「安くなる!」というインパクトたるや非常に大きい。昨今の日本勢を見ると値上がりしか視野にない感じ。今回の値上げによりモデル3とリーフe+の価格は同じレベルになってしまった。モデル3の航続距離ってWLTCモードで507km。リーフの458kmを10%くらい凌ぐ。さらに安くなっていくとリーフに勝ち目がなくなってしまう。それにしてもリーフの100万円値上げは(しかも充電ケーブルまでオプションに!)下手打ったと思う。

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3 Responses to “テスラ・モデル3大幅値下げ! もはやリーフe+より安くなってしまった”

  1. CX-60 より:

    クルマの価格というか、日本が経済成長していた時のコスト管理方法だけでは通用しなくなっているんじゃないかと思うんです。
    ではテスラがどんぶりでやっているかというとそんなことはないと思います。入ってくるお金にも敏感なんだと考えられます。
    最近ちょっと上海工場が止まったらしく、電池の換装のためだったのではないか?といううわさも流れています。
    ワンプライス・値引きなしのテスラなので、今回の値引きの効果は大きいでしょう。逆にリーフを考えていた人は裏切られた感満載。為替変動を企業努力で何とかしてくれていたのは良いんですけど。
    テスラの価格変動を見ていると、電気屋さんの広告を見ているようです。
    あと、中古車屋さんもビックリでしょうね。
    納期も、テスラは長いとも短いとも言えない、少なくとも日本車より大量購買なので半導体不足の回復は先に来ているのでしょう。

    しかし、揚げ足取りのつもりはないんですけど、日産はタイミングが悪かった。。。

  2. 猫まんま より:

    でも考えようによってはテスラ=時価ですね。製造原価が上がったから値上げした日産リーフなんか今後円安になっても値下げは絶対にしないだろうからある意味良心的なのでは?まあマスク氏が暴走してるだけかもしれませんけど。庶民には巨大企業のCEOの考えは分かりません。

  3. Rotarycoupe より:

    値下げしなきゃいけないほどバッテリーが確保できていることに驚きです。いつかはバッテリー不足になるのでしょうけど。

    リーフの値上げは情報不足、それとも情報を上へ上げていないのかな。

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