トヨタ、歩行者の探知機能持たない自動ブレーキを4180円でアップグレード出来るようにした!

すでにボルボなどは「買った時に付いていなかった機能を購入後にソフトの書き換えで追加する」という既納車に対する自動ブレーキ機能のアップグレードを行っているものの、日本車は及び腰だった。国交省が認めなかったのか、メーカー側でやりたくなかったのか不明です。そんな状況の中、トヨタが突如自動ブレーキのアップグレードプランを発表してきたから驚く。

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ジャパンタクシーやアクアに装備されているトヨタのレーザー+単眼カメラの自動ブレーキシステム、歩行者を検知しての自動ブレーキ制御を行っていない。車両しか見ていないのだった。されど実際は検知出来ている。ただ当時、解析技術に自信が無く対象外にしたのであります。今やノウハウもたまったため、だったら歩行者に対しても自動ブレーキ制御しましょう、ということに。

具体的な「止まれる速度」は公表されていないが(車両の陰から出てくる歩行者に対応するかも不明)、無いよりあったほうがずっと良い! トヨタ最新のシステムの性能を100とした場合、10でもいいと思う。0は100倍しても0ですから。ちなみにアップグレードの価格は4180円+作業工賃。これだけの投資で事故の確率を10%減らせれば上等だと考えます。持っているならぜひ!

何km/hから止まれるかは不明です

ただ未だにレーザーを「レーザーレーダー」と表記しているのが情けない。最近イケてるトヨタの中にも、未だ全くメカニズム知らないでこういった担当になっているのがいるんだろう。「レーザー」だけだと文字数が稼げないなら「レーザーセンサー」とかにすればいいのに。「レーザーレーダー」じゃ両方使っている高規格タイプと誤認識させてしまう。それともそれが狙いか?

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