速度計が80km/hを表示していた場合、実車速70km/hのこともあるし88,8km/hのこともあります

当たり前のコトながらクルマに付いているスピードメーターは実車速じゃありません。私のドラレコにGPS信号から取った実車速を表示する機能が付いているけれど、クルマのスピードメーターで100km/hの時は94~95km/hを表示してる。つまり本来なら100km/h出して良い場所であっても私のようにビタ1km/hのオーバーすらしないドライバーだと5~6km/h分の移動時間を失う。

時は金なりだからチリも積もれば山になります。ということで実車速ベースで走っているのだけれど、そうなるとクルマの速度計は105~106km/hを示す。私のように律儀な性格だと速度違反をしているようで気分悪い。加えて同乗者に「やっぱり制限速度ゲンシュじゃないんですね~」と茶化されます。ということで助手席側はドラレコのGPS実車速が常時見られるようにした。

ドライバーが常時正確な速度をチェックするような方法はないモンかと思っていたら、最近下のようなGPSから取ったデータをヘッドアップディスプレイで表示する用品が出ていることに気付いた。何より運転しながらの視線に速度表示されるのだから便利。セットした速度以上になると警告出す機能も付いているからウッカリミス起因のスピード違反だって防止出来ます。

例えばこの製品は8280円です

何より許された速度ギリギリまで使えるのが嬉しい。クルマによっちゃスピードメーター100km/hの実車速が90km/hという甘いメーカーもあり、こらもう1時間走ると10km分(約6分)の時間を失ってしまう。走行距離1万km毎に10時間が消えてしまう。過大表示のスピードメーター、まるでタイムマシンか? 今や10%の誤差が出る”計測器具なんか世の中に存在しないですよ!

さて。国交省が定めた速度計の誤差はいかに? 調べてみると平成19年1月1日以降製造のクルマはメーター表示40km/hの時、実際の速度で30,9km/h~42,55km/h。平成18年12月31日以前製造のクルマになると少し緩くなり30,9km/h~44,4km/h。つまりメーター読み80km/hの際、88,8km/hまでは出ていても問題無いということになります。逆に考えたら88,8km/hまで灰色。

だから警察も80km/h制限区間で88,8km/hまでなら悪意の無い罪のため許容しなければならない。10%程度の違反だと警察だって捕まえない、というのはこんな理由なのだった。もっといえば88,8km/hの時に80km/hと表示するメーターを付けておけば、公認された最高の最大限の順法速度で走れると言うことになります。この状況をどう考えるかは、人によって違うと思う。念為。

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