トヨタのアクセルとブレーキの踏み間違い防止策、決定的かもしれません!

トヨタが「走行中のアクセルとブレーキの踏み間違い操作」に対し、決定的に効くと思える飛び出し防止システムを発表しました~! 踏み間違い防止、私もけっこうな時間を費やして対応策を考えたのだけれど、アクセル踏力がブレーキと同じくらい強かった時にアクセルをオフにするシステムくらいしか思いつかなかった。ちなみに現在流通しているデバイス、私は全て否定的です。

どんなシステムか? 1)30km/h以下で走っているときに、2)急なアクセルペダル操作速度で、3)アクセルペダル踏み込み量大きく、4)登り坂以外で、5)直前のブレーキ操作なければ、踏み間違いと判定し、アクセル全開しても最高30km/hに制限するというもの。このシステムが入っていれば、池袋の暴走事故や、福岡でエスティマが暴走した事故は30km/hしか出なかった。

ここまで読んで詳しい人なら「では30km/hで衝突するのでは?」と思うだろう。アクセル全開だと自動ブレーキはキャンセルされるからだ。しかし! トヨタはもう一つの対策をすでに取り入れ始めていたのだった! 聞けば「昨年マイナーチェンジしたプリウスから前方で検知した歩行者や自転車に対してはアクセル全開でも自動ブレーキが効くようにしています」。

何と! このシステムが付いているトヨタ車なら走行中にアクセルとブレーキを踏み間違えても30km/hしか出ず、その上で前方に人か自転車が居たら自動ブレーキで止まるのだった! 素晴らしい! 遠からず新型車に標準装備化していくそうな。となると気になるのはすでに街中を走っているクルマです。トヨタによれば「すでに販売されているクルマにもシステムを組み込めます」。

ソフトの変更だけで対応出来るそうな。つまりそう高くない金額で「飛び出さないクルマ」になるワケ。65歳以上なら「後付装備導入補助金」が2万円出る。トヨタが2万円に設定すれば事実上、出費ゼロで装備出来るということになります。ちなみに現在販売されている踏み間違い防止装置は、全て「意図しない状況でアクセル戻っちゃう」という少なからぬ副作用がある。

この件、とりあえず速報です。近々詳細を。

 

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