新型CR-V、BC誌&CT誌の編集担当、口を揃えて「50万円くらい高いですよね~!」

アメリカを向いてクルマ作りをすると、基本的にコストダウンしようと考えるらしい。新型CR-Vのボンネット開けたら驚いちゃいました。もちろんキャッチャーは1カ所。こらもう日本車の多くが一つで残念なのだけれど、CR-Vの場合、あまりに寂しい。レバー、薄板のプレスです。しかも取り付けブブンがガタガタのため、持つとぐ~らぐらしちゃうのだった~。

あまりに驚いたので動画撮ってみました。音声出して貰うとカタカタ音まで聞こえます。加えてボンネット開閉しようとするとチカラ勝負な上、これまた質感のカケラもない棒で支えなくちゃならん。200万円のクルマなら納得出来るけれど、400万円と聞けば「なんとかしてよ~」と思う。確かに見える場所じゃないが、こういったコストダウンが様々な箇所に見られる。

他の撮影チームがボルボXC40に乗ってきていたのでボンネット開け、比べてみました。そもそもボンネットキャッチャーは当たり前の如く左右2カ所。BMWのように「徹底的に凝ってやる!」(下の写真。こいつが左右2カ所に付く)というほどの作り込みこそしていないが、ボルボのキャッチャーもCR-Vの1カ所分より明らかにコスト掛かっている感じ。

しかもこのクラス、普通ならガス入り油圧ダンパーでボンネットを支持しているため、ロック外して上に動かすと自動的に「しゅ~」と上がって行く。BMW3シリーズも同じ。国沢はCR-Vについて厳しいという人もいるようだ。もちろん見えない部分なのでどうでもいいこと。されどインテリアも同じようなコストダウンにより安っぽさが出てしまっている。

クルマを後方から見たら、金属パイプが下に飛び出している。なんだろう、と思って覗くと排気管でした。雪国の都市部などで”出現”するアイスバーンの深いワダチなど走ったら、このパイプに車重掛かってしまう。4WDはこんなことになってないと思うけれど、FFのCR-Vで冬の北海道に行ったらアカンです。もちろんSUVのカッコしてても悪路は行かないこと。

現在販売してるベストカーで日米の自動車価格を比較している記事がある。そいつを見ると、他のメーカーは同じ車種だと日本よりアメリカの販売価格高い。されどホンダのみCR-Vを含め全て日本の価格の方が高いのだった。他のメーカーと同じような価格付けなら250万円です。そのくらいの価格であればCR-Vの批判なんかしないと思う。ホンダの国内販売どうした?

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