高速バスのトイレは?

6月1日から後席シートベルト着用義務化がスタートするけれど、早くもメディアは「着用すれば安全」と報じ、原理主義(思考停止と同義語)的な報道を始めている。少しでいいから考えて欲しい。後席シートベルト着用って、一律にゃ語れないのだ。誰でも関係しているところから言えば、長距離バスのトイレ。乗客の中にはトイレの間隔が短い人もいるだろうし、お腹の具合悪い人だっている。なのに高速道路走行中のトイレの使用可否についちゃ全くアナウンスされていない(直接聞こうとしているものの、ここ数日警察庁の広報は電話が繋がりにくい)。本来ならチャイルドシートの使用さえ義務づけらている幼児の送迎バスは、人数分のシートベルトなど付いておらず。車椅子のまま乗せるタイプの福祉車両だってシートベルトなど付いていない(車椅子固定装置は強度無い)。また、高速道路以外は「罰則が無い」だけで「良くないこと」とされます。つまり「悪さ度」で言えば、罰則の無い呼気中濃度0,15mg以下の飲酒運転と同じ。原理主義者からすれば極悪人の如く悪いことになる。常識的に「まぁ仕方ないだろう」と認識されるだろう「立って乗ることが普通の路線バス」と、「絶対シートベルトしなくちゃダメ」となるであろう高速バスの間の”区切り線”がどこになるのかキッチリさせて欲しい。社会的な常識が形成されるまで、取り締まりはすべきでない。追記 警察庁の広報に聞きました。答えは高速バスのトイレ使用と、幼児バスは着用しないでOK。福祉車両は担当の都道府県に聞いて欲しい、とのこと。

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