13日夜スタートのル・マン、予選は今年参戦のヒョンデ3位! 5連覇したトヨタ14位に沈む

以下、チーム関係者からの一次情報が無いため45年間ル・マン24を身近で見てきたクルマ好きの感想になります(この件、最後に少し詳しく)。さて。ル・マン24の予選結果である。ル・マン24を5連覇したトヨタながら、HP1でTOP10に残れず敗退。総合で14位と15位だった。前述の如く情報ないものの、ストレートスピードが伸びないように見える。ル・マンで大切なのはストレートの速度。

今年から参戦のジュネシス(ヒョンデ)は3位と8位

ラップタイムでいえば普通のサーキットだとコーナリングのボトムスピード&立ち上がり加速を向上させればいい。ただ956も962もシルクカットジャガーもメルセデスもプジョー905もアウディも、本番はコーナリング勝負という走りじゃ無かった。コーナーはライバル並。立ち上がりでスリップストリーム(最近はトゥですね)に入って抜く。そもそも24時間の長丁場である。

図をクリックすると大きくなります

トヨタの走りを見ると普通のレースのようにコーナーと直線のバランスを追求してタイムを出しているように思える。サルテサーキット以外ならタイム出るし戦える。でもル・マンだけ違う。本当にル・マンで勝ちたいなら(WECの場合、ル・マン以外のブランドバリューは低い)開幕戦からル・マンにターゲットを絞ったクルマ作りが重要。当然ながら他のサーキットじゃ勝てないかもしれない。

それでいいのだった。勝てなければBOP(速いクルマに対するハンデ)も小さい。しかも今年はBOPが非公開になった。今年のように開幕戦で優勝し、次で三味線弾いたらバレバレで厳しいBOPになることなど誰にだって予想出来る。ル・マンで勝ち、次からクルマの特性をガラリと変えればいいだけ。でもトヨタは「全部勝ちたい!」というのが今年の戦略だ(これだけ一次情報。笑)。

クルマ好きとしちゃ他のWEC戦など後回しでいい。とにかくル・マンで勝って欲しい! 先日も書いた通りIMSA-GTP仕様の787Bは700馬力で830kg。ジャガーXJR-12が730馬力1000kg。トヨタ5連覇も同じクラスのライバル無し。日本車にポルシェやジャガー、アウディのような横綱相撲を見せて欲しいと願っている。今のトヨタなら絶対クルマ好きの夢を叶えてくれると思う。

以上、単なるクルマ好きの戯れ言でございます。ちなみに文頭の件、モータースポーツって文明でなく文化。文字通りスポーツであり、文句あれば見なくていいよの世界。取材させなくたって全く問題ありません。「取材どうぞ」と言われない限り、外から見ている以外無し。なぜか1980年代のル・マンから私は内向きのトヨタと縁ない。何でも取材させてくれた日産と好対照です。

同じトヨタでもWRCは全く違う。おそらく何事にも明るいモリゾウさんによって作られたチームだからだと思う。今年からWECは超明るい中嶋CTOが指揮を取ることになっているけれど、まだ中嶋さんらしさを感じないです。今年のル・マンで勝てなければ中嶋節が炸裂するかもしれません。いずれにしろトヨタには来年も再来年もある。楽しみは先送りで全く問題ございません。

<おすすめ記事>

コメントを残す

このページの先頭へ