やっぱり沖縄はいい!

10時までホテルで仕事。終了後、オイル添加剤の燃費テストのため、信号のない区間が続く北部へ向かう。改めて感じたのだけれど沖縄本島の宜野座(ここまで高速道路がある)までは、もはや海も自然も相当厳しい状況になってしまっている。未だジュゴンが住む辺野古を越えると、イッキに美しくなります。

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晴れていても厚い雲が出ることも多い。雲の下じゃ日食は見られず

それにしても沖縄に来ると様々なことを考えさせられる。下の道は基本的にガラガラな上の329号線のバイパス。普通、交通量多い道に作られるバイパスながら、329号線より遠回りになるため閑散としてます。なのに車道より広い歩道(たぶん誰も歩かない)付きの橋まで造ってしまっている。

ナビによれば「宜野座バイパス」らしい

驚くべきことに新聞を見ていたら「地域振興のため糸満から本部まで鉄道を建設せよ」とか「もっと多くの飛行機が発着出来るよう沖縄空港の沖合移転が必要」と言っている議員さんが少なくない。沖縄の人は次世代の人に美しい自然や、正しい「社会感」を引き継ごうと思わないのだろうか?

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ジュゴンが住む辺野古を過ぎると急に美しくなる

どれだけ多くの予算が沖縄に投じられてきたのか解らない。廃墟のような箱物やレジャー施設を見て感じるのは「同じ金額をキチンと使ったら、もっと素晴らしいことが出来たろうに」ということ。巨額の予算はおそらく一部の権力者のフトコロを潤すだけ。沖縄の人はもう少し正しい指導者を選んだ方がいいと思う。

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キャンプキンサー前のコーヒーショップ。アイスが美味しい!

今のようなお金の使い方をしていたら、沖縄の将来は厳しい。道路や鉄道や空港を作ったら繁栄するとホンキで考えている議員を選んでいるようなら、もはや救いようはありません。というか沖縄の人が望んだことですから。テストは納得いくデータ出ました。夜は「コロナビール」飲んで日食に期待す。

 

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1 Responses to “やっぱり沖縄はいい!”

  1. 沖縄の将来を心配する より:

     沖縄出身のものです(今は九州にいます)。私の実家の近所はここ20年で2回の道路の拡張工事を行っています。1回目はまあ考えられますが(復帰前のぼろぼろの橋などでしたから)、まだきれいな道路のうちにもう一度完全リニューアルの工事しております。2回立退き料を頂いた方も多いらしく、ぎりぎり引っかからなかった実家の親はお金がもらえなかったと嘆いております。
     まともな産業が公共事業しかなく、道路と堤防を造って自然破壊をするしかありません。しかしそれではいつかは行き詰るわけなのですが、沖縄に住んでいるとなかなか実感できません。私も九州に来てから沖縄がおかしいと感じるようになりました。
     国沢さんのおっしゃるように将来を考えた指導者が出てくることを願っております。

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