今シーズンのスタッドレスタイヤ・オブ・ザ・イヤーはヨコハマのiG5プラスです(16日)

アメリカでタカタのエアバッグがVW以上のニュースとなっている。直近の話題は「2000年の時点で異常爆発を認識していたのに隠していた」というもの。内部資料のようだ。もはやタカタの存在は崖っぷちと言ってよかろう。厳しいです。特にホンダはアメリカの動きに敏感。少なくともアメリカで販売するクルマにタカタのインフレーターを使うことは当面考えられない。

日本のメーカーの中でマツダはタカタとの関係を切ると明言していない。使い続けるのかと思いきや、ほとんどタカタ製のインフレーターを導入しておらず。デミオとCX-3の年次改良試乗会の時に確認してもらったので間違いないです。どうやら全ての自動車メーカーがタカタのインフレーターを使わなくなったようだ。自動車メーカーもタカタを信用していない。

マツダと言えば4WDの開発に気合いを入れている。CX-5から全く新しいコンセプトの制御を採用しているということで、駆動側の制御はすでに世界イチかもしれない。とにかく敏感である。弱点であるブレーキも、CX-5とアテンザがスプリットミューに未対応なのだけれど、生活4駆として使うなら何とか辛抱できるレベル。アクセラ以降は、スプリットミュー制御も入れた。

ただパッチ路面(雪と舗装路が交互に出てくる状況)でのブレーキ制御は粗い。これまた改良を考えているというから、これさえ仕上がったら生活4駆としちゃ間違いなく世界イチになると思う。さらにパワフルなエンジン積んだモデルも出してくれば、もっとレベルアップすることだろう。早ければ2~3年で世界イチの4WDを作るメーカーになるかもしれません。凄いね!

今日はGT-Rマガジンの取材のため朝からリーフで横浜の日産へ。30kWhの電池積んだリーフの広報車はスタッドレスタイヤを履いていた。なぜかミシュランです。舗装路を走ってみたら、予想以上にフィール悪い。もっとシャッキリしているかと思っていたのに。今シーズンスタッドレスタイヤ買うならヨコハマのiG5プラスがイチオシ。転がり抵抗少なく、氷に強いです。

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