短い1日

原稿書いていたらあっという間に成田着。フライトタイム8時間45分でございました。それにしても今回徹底的にANAと相性悪かった。荷物出てきたのまで最後だもの。しばらくは厳しい状況にあるJAL使おうかな。「沈まぬ太陽」を読むとJALという会社が大嫌いになるけれど、実態はどこも同じかと。

事故を機に対応した改善策も多数残している。離陸の時、副操縦士が間違ってフラップ仕舞い込んで墜落した事故は、DC-8のギア(車輪)とフラップのレバーが並んでおり、極めて間違いやすい構造だったためである。それ以前にもあったそうな。事故後、レバーの先端に車輪とフラップのミニチュアを付けることにより、エラーは無くなっている。

「沈まぬ太陽」で興味深いのは「事故再発防止」を最重点項目にするアメリカと、犯人捜しに躍起となっている日本の警察の姿勢の違い。こらもう他の事故全てに共通する。システムで安全を構築しようというアメリカに対し、日本は「個々の根性の悪さ」が事故を起こすという考え方なんだろう。萎縮しますね。何もしないことが一番になっちゃいますから。

結果、積極的に動かず、TVでお笑い番組見て、仲間内で携帯メールするのが一番無難という国になってしまった。我が国は「沈み行く国」です。成田空港から直帰。ホノルル空港と機内で書いた原稿を読み直し、添削して送る。これで遅れはゼロ。時差ぼけ調整のため早寝して明日は朝4時から仕事します。

<おすすめ記事>

One Response to “短い1日”

  1. 業界内の人 より:

    ANAとJALの決定的な違いをお教えしましょう・・・  
    JALは社員に甘すぎる。 もはや馴れ合いの雰囲気ができちゃってるんですよね・・・ 
    ANAはこれでもかってくらい身内の社員に厳しいですからね。 
    プロフェッショナルはどっちって言われたらやっぱANAの社員ですね。 
    ただJALのいいところは逆に一人ひとりの裁量に任されているという点ですかね。 対応が機械的ではないというか・・・ 
    そこは個人の好みでしょうね。

このページの先頭へ