認知症、多分進む

ムカシはル・マン24だといえば大いに盛り上がったものだけれど、今や「今日だったの?」みたいなイメージ。日本の自動車メーカーが出ていないと、アウディ勝ってもプジョー勝っても興味ないということなんだと思う。ラリーだって同じ。WRCに感心を持ってくれている人は大幅に減りました。

黙っていても取り上げてくれる、という時代じゃなくなったんだろう。「身近な人が参戦しているモータースポーツなら見たい」程度の感心を持ってくれれば嬉しい。そういった点からしても、タイのラリー参戦レポートは頑張りたいと思う。次戦は様々なアプローチをしようと思ってます。少しでも多くの人に楽しんで頂きたく。

夕方から中野に行き、店の様子を見ながら2階で原稿書き。『人世の最終コーナー』を止めた後も、叔母の状況は少しづつ厳しくなっている。お金のことも、仕事のことも判断能力はゼロに近くなってしまった。私が手を引いた途端、乗っ取られるか破綻するかだと思う。困ったことに私はそろそろ限界に近い。

昨日も自分が借りているマンションの大家と不動産屋の社員4人を呼んで2階で飲み食いさせてる。隣の和食屋さんから刺身や酢の物を取って2万円。さらに4人にたんまりうなぎ出し、最後にはお弁当の土産。その不動産屋、帰りがけに私に「今月は契約更新です。××万円振り込んでください」だって!

あんたら喰ったもの、全部私のポケットマネーなんだけど! と言いたいのをグッとこらえた。く〜っ! 厳しい修行だなぁ〜。何のためにこんな苦労してるんだろ。こらもう自分で納得するためだけです。出来る限り一生懸命やっておけば投げ出しても後年、後悔しないで済む。もう少し頑張れば吹っ切れるかと。

数少ない明るいニュースは、昨日買ったオンキョーのPCが期待していた以上に使いやすかったこと。ややキーボードの配置に難あるも、慣れそう。何より原稿を書いていて違和感無し! こらもう理屈じゃなくて相性みたいなモンなんだと思う。今のところエラく気に入ってます。

夜、小惑星まで飛び、着陸までした「はやぶさ」が無事帰ってきたというニュース。猛烈にワクワクしました。素晴らしい! こういった夢のあるプロジェクトに予算を付けるべきだと思う。技術レベルの高さも世界に誇れる。見も知らぬ関係者の方々なれど、ココロから「おめでとうございます!」と言いたい。

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3 Responses to “認知症、多分進む”

  1. kanbutan より:

     ル・マン24時間レースの件は全く御大と同じです。 隔世の感がありますね。 あんなに夢中になっていたのに何だったんだろうって感じです。 グループ6 やグループC の時代が懐かしいですね。 6月はル・マンだって云うのは暗黙の了解みたいなところがあったのに。
      叔母様は大変厳しくなって来ましたね。 国沢さん、留守の時は厳しい様ですね。 頑張って下さいなんて在り来たりの事は言えませんし。 自分も何れはそうなる訳ですが終の棲家を考えるのも辛いものがありますね。御大はめげずに元気にしてて下さい。 全国にこのNETを見ている仲間が居る事を忘れずに居て下さいね。

  2. 匿名 より:

    自身以外を助けるには、自身に余力が必要です。
    一杯になって、助けてる方と一緒に沈む前に、助けを大声で呼びましょう。恥ずかしい事ではないと思います。
    行政、親戚、近所の方、医療機関、介護保険みんなに気づいて貰いましょう。
    意外な方が手を差しのばして下さるものです。なるべく大声で叫ばないと気づいてくれません。一人で抱え込んではいけません。
    偉そうにスイマセン。わかっておられるのは、重々承知しております。

  3. りゅう より:

    既にご検討のこととは思いますが、http://www.moj.go.jp/MINJI/minji17.html

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