タイラリー第二戦レグ1

いよいよタイラリー選手権の第二戦が始まった。ゼッケン1番だからして、スケジュールは全てプログラム(ラリーではアイテナリーと呼ぶ)通り。8時30分にスタートでございます。またしてもペチャブリのお偉いさんが出席するセレモニアルスタート。タイのお偉いさんは皆さん上品な感じ。脂ぎっている人は見たこと無いです。

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今回も暑い! 朝から30度を突破

昨晩の雷雨でコースがぐちゃぐちゃだったらマッドタイヤでレグ1を走ろうと思ったけれど、移動中に様子を見るとドライな感じ。とりあえず普通のタイヤで行くことにした。ということで迎えたSS1。いつもながら「抑えて走ろう」と、守れたことのない誓いをたててスタート! やはり一本目のSSは気合いが入りすぎてしまう。

も少し違う表現をすると「マージン」も確保できないのだった。能力の100%を使おうとしちゃうワケ。一杯一杯ってヤツか。したがってコ・ドライバーの状況まで考えていなかった。これが大失敗! ペースノートで『R8』という右の高速コーナーの後、短い直線があって、さらに『R9ロング』という右の長く続く全開コーナーにさしかかった。

『9』は曲がっているけれどアクセル全開で抜ける。コ・ドラがR9ロングに入る前に、すぐ『R4ナロー』(右の割と曲がっているコーナー。狭い)を読んでくれればいいのに、R4が目の前になって読んでる。コチトラ全開中! コーナーを目視出来た時点ではカンペキにオーバースピードでざ〜ます。

スピード落とし切れるワケない。フルブレーキングしたもののけっこうな速さを保ったままコースオフ。堅いモノや木なんかあれば一発リタイア&大破という状況。正直に書くと「もう終わった」と思いましたね! しかぁし! 割と柔らかいモノに当たって減速。何とかコースに戻れた。純粋なラッキーです。

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今度は左のドアをやっちまった! しくしく

<SS1>国沢 6分9秒/マリーニ 6分0秒/ウィッタヤ 6分27秒

SS2は全長2kmのフラットなダートコース。私の得意とするトコロなのだけれど、いかんせんアクセル踏めるだけにパワーの差が出てしまう。サーキットのようなモノ。インプレッサの回頭性の良さをフルに使って攻める! されどコ・ドラが速さにおいつけず、曲がっているコーナーを読んでます。う〜ん!

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<SS2>国沢 1分32秒/マリーニ 1分31秒/ウィッタヤ 1分32秒

SS3/SS5はSS1のリピート。というか、SSは6kmと2kmの2本しかなく、これを順走10本。逆走5本で使う。先ほどコースオフしたコーナーはキッチリとコーションを入れて通過。もう大丈夫か、と思ったら、今度は「R8」(右の緩いコーナー)の後の距離を言わない。聞こうと思ったら目前に右直角コーナー!

フルブレーキングしたものの間に合わずコースアウト! これまた一発リタイアでおかしくないような速度だったが、ラッキーにも単なる荒野。バックギアに入れたら動いてコースに復帰出来ました。まぁ2回リタイアしてもおかしくなかったと思う。考えてみればヨーンさんの師匠であるスコシさんもこんな立ち上がりだった。

<SS3>国沢 6分10秒/マリーニ 5分59秒/ウィッタヤ 6分13秒

SS4はウィッヤタ選手が爆裂パワーにモノを言わせ、マリーニ選手をも寄せ付けないタイムを出してきた。コースに慣れればパワーのあるモンの優勢。まぁラリーというよりダートラです。ただSS5からヨーンさんも少しづつ落ち着きを取り戻した。すでにマリーニ選手から37秒も遅れたけどレグ2はアタマ使って走るぞ!

<SS4>国沢 1分31秒/マリーニ 1分31秒/ウィッタヤ 1分28秒

<SS5>国沢 5分56秒/マリーニ 5分40秒/ウィッタヤ 5分57秒

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1 Responses to “タイラリー第二戦レグ1”

  1. kanbutan より:

      御大、良いじゃないですか。 どんどん行って下さい。 ハッピーなレポート、毎日楽しみにしてます。

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