インド工場は?

ニュースの見出し的には「8月21日からスズキのインド工場再開」となる。しかし実態は依然として楽観出来ないようだ。そもそも稼働するのは自動化が進んでいるプレスラインなどだけで、作った部品は他の工場に運ぶというもの。当然ながら他の工場もプレスラインを持っているので「工場再開のための稼働」ということです。
 
また、ラインワーカーの雇用問題は根本的に解決したワケじゃないようだ。インド政府とマルチスズキとしちゃ「ハト派」の期間従業員を正規従業員として雇用するなど「飴」で様子を見ながら少しずつ人を増やし、正常稼働に持って行こうと考えている。一方、この動きを阻止しようという左派の動きも出ているから楽観出来ない。
 
いずれにしろインド政府側は労働争議になることを歓迎しておらず、インド流で解決しようとしている。しかもスズキってインド政府にとって「工場進出の見本」的な存在。スズキが成功しなければ困ってしまう。スズキもインド政府に乗ったワケ。このまま作戦通りマネサール工場がフル稼働になればいいですね、と心から思う。
 
スズキのもう一つの課題はハンガリー工場。GM向けのOEM車が無くなった後の生産計画を立てられないでいる。しかもご存じの通りヨーロッパ市場は厳しい。起死回生の策を打てるだろうか? ちなみにアメリカ市場からの撤退は「全く考えていません」という。ランニングコストを押さえ、チャンス作りをしていくとのこと。
 
・ECOカーアジアは「電気自動車は誰でも作れる?

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4 Responses to “インド工場は?”

  1. さね より:

    大変だなぁスズキ。頑張ってほしいですけど、安く作ることが得意なだけで、経営者は車に情熱とかないんですよね今のスズキ…。よくスイスポとか出たなぁ不思議、てゆうかたいした車じゃないんですかね?乗ったことないのでわかりませんけど。次のワゴンRからの低燃費技術は大変興味ありますけど、アメリカも含めいろいろな場所で頑張ってほしいです。 最近思うんですが他国からやたらと日本の国土を侵略?主張かな?されてますが日本政府の外交や国政、政局が乱れてるせいか完全に舐められてますよね。 日本車もそうならないことを祈ります。 車作りに情熱がないなら無理かもですね…。愛国心がなきゃ国もなりたたないし。今の政治家さん達、本当に選んで後悔してます。

  2. 小林 英弘 より:

    文化や思想が大きく異なる国へ進出するのは難しいのですね。でもインド政府が率先して事態を好転させようとしているのなら、それに乗っかるのが一番だと思います。スズキは好きなメーカーなので無事に問題解決して、魅力的な軽自動車をバンバン造って欲しいです。
    PS1:アメリカ市場といえば…キザシって本当に売れてないんですね。個人的には中古車相場がもう少し下がれば買いたい位好きなクルマなんですが(←「新車で買えよ!」ですね(笑))、立ち位置が中途半端なんでしょうか? 飛び抜けて高級な訳でもなく飛び抜けて高性能な訳でもない。日本市場でさえそんな感じですから、アメリカ市場でも同じ様な感じなんでしょうね。売れないでしょうが何とか売れて欲しいです。
    PS2:今日のNHK NewsWebで「通学路の制限速度を30km/hに」というのを見つけました。ちょっと長いですが以下に引用するのが全文(原文ママ)です:
    通学中の小学生らが犠牲になる交通事故が相次いだことを受け、文部科学省、警察庁、国土交通省は、住宅地での通学路の速度制限を時速30キロ以下とすることが望ましいなどとした通学路の安全対策に関する提言を取りまとめました。
    ことし4月に京都府で登校中の小学生ら10人が死傷するなど、通学路での交通事故が相次いだことを受け、文部科学省、警察庁、国土交通省は、再発を防止するための安全対策について、道路交通などの専門家10人余りから意見を聞き、その結果を提言として取りまとめました。
    提言では通学路について、住宅地のいわゆる「生活道路」にある場合は速度制限を法定速度などから時速30キロ以下に改め、幹線道路にある場合は歩道を整備することが望ましいとしています。
    さらに、居眠り運転の防止には道路上に突起物を設置して段差を作ると効果的だと指摘しています。このほか、きめ細かな安全対策を実施するには、行政機関だけでなく学校側や住民との連携が重要だとして、通学路を利用している中学生や高校生からも大人が気付きにくい視点の意見を聞くべきだとしています。
    文部科学省などは今回の提言を各都道府県に送り、それぞれの対策づくりに役立ててもらうことにしています。
    …遅きに失した感はありますが官僚サマもようやく重い腰を上げたのか…と思いきや、最後の「文部科学省などは今回の提言を各都道府県に送り、それぞれの対策づくりに役立ててもらうことにしています。」を読んでガックリ! 対策は都道府県に丸投げかよ!? …まぁ通学路や生活道路は現状でも大半が30km/h以下ですから、各都道府県警の取り締まりに期待!なんでしょうか。

  3. kine より:

    カルタス、アルトワークス、Kワークス、スイフト、SX-4,国内モータースポーツのベース車両の供給や、パーツの供給、スズキスポーツはもっと頑張ってください。
    DRSが無くなっていたりして驚いています、各社のモータースポーツ部門を、底辺モータースポーツを応援をして欲しいです。

  4. ねこまんま より:

    カーストと呼ばれる差別制度が無くなればインドも立派な先進国でしょうけど、宗教的意味合いがどうのといっても結局差別以外の何物でも無く日本人には一生理解不能でしょうね。スズキもインドに進出してから長いのだからこういう事態は想定していなかったのでしょうかね?案外タタとかの裏工作だったりして。しばらく前のアメリカのトヨタバッシングなどを見ていると他国は自国の産業を守るためなら何でもやるのが当たり前ですからね。自国の企業を守らないのは日本ぐらいでしょう。日本企業もお人好しが過ぎると思います、サムスンやLGなんかを育てたのは日立や東芝だし、ヒュンダイなんか三菱以外の何物でもないでしょう。で、全部裏切られてライバルになってる。まあ、自業自得なんですけどね。
    スズキもうまく立ち回らないとVWあたりが進出してきたらどうするんでしょうかね。
    次のワゴンRは結構本気で造るみたいですが、他の車種はどうなんでしょうかね。うちにも二代目スイフトスポーツを家人が乗ってますが、今時ボンネットの塗装にゴミが入ってるのはスズキくらいなもんですよ。ブレーキはどっかんブレーキだし、低速トルクは軽自動車以下だし。大して馬力も無いくせにハイオク仕様とかいつまでも化石のようなM型エンジン使ってるから。何であれがスポーツなのか良く解りません、癖があればスポーツなのか?

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