ミライースターボ、みんなが買えるクルマを目指してガンガン攻めてます!
まだダイハツから何のアナウンスもないけれど、オートサロンに出展した以上「知りませんがな」とはならないと思う。ミライースでラリーに出ている私ながら、本当のトコロは不明。こらもう「機密」という高い高い壁があり、親兄弟子供にも教えてくれない。ただ市販を前提にクルマを鍛えているんだろうな、とは思う。「鍛えている内容」についての詳細は近々レポートします。
開幕戦は相原さんも開発中の車両で参戦した。後半は本郷君が書いたベストカーの記事なのでご一読を。走り終えてから判明したのだけれど、相原さんは「2つのスペックを試しました。エンジンは国沢さんの方がパワフルで、空力で私の方が有利。したがってエンジン勝負のSSは国沢さん。三河湾スカイラインのように130km/h以上出る高速SSは私が有利だと思ってました」。
実際どうかと言えば、私のクルマ、ピークパワー&トルクは確かにあるのだけれど、使える回転域が3500~6000回転と極めて少ない。ノーマルの5速ミッションだとパワー出る回転域を使えないのだった。相原さんの方はピークパワーこそないが、幅広い回転域で使える。結果的に、パワーが重要な下の動画西浦シーサイト(4.44km)、ほぼ全開ながら私より7秒も相原さんが早かった。
1ラップ4.44kmのサーキットのようなSSで7秒遅れ
楽しかったのがハイエースに乗る大井選手とのバトル。日曜日の1本目のSS8でヘマして30秒遅れてしまったのを除けば秒差の戦いになった。こちらからリザルトが確認出来ます。左上を「ステージ別」にしてステージを選んで頂ければOK。相原さんと私と大井選手、いい勝負でした。ベストリザルトは67台中36位だった下のSS。ここ、グラベルなのでSタイヤとの違いなし!
走りを見て解る通り、ロール方向の安定性は素晴らしい
ここから本郷君のレポートです。全日本ラリーの第1戦三河湾ラリーに東京オートサロンに出展されたミラ イースGR SPORTが参戦。同じくターボエンジンと5MTを搭載する国沢ミライースとどっちが速いのか?ミライースGR SPORTがどんな走りを見せるのか? 「ワークス」に挑む形となった国沢親方の心境やいかに? サービスも隣同士ながらバチバチ火がついていた。
相原車は空力に優れたバンパーやエアインテークを持つボンネットフードなど、秘めた戦闘力をアピールする。一方の国沢ミライースターボはブラックのGグレード、2020年8月登録の中古モデルをベースにターボエンジンと5速MT、ロールケージの3点セットが装着されているが、外観は素のミライースと変わらず、ミライースGR SPORTに比べるとスパルタンな印象だ。
「昨年のラリーチャレンジ豊田では熱の問題があり、全日本の舞台でどこまでパワーを出し切れるか楽しみ」とミライースGR SPORTの存在については多くは語らなかったが、本心は燃えているはず。<続きを読む>
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