千葉で大量に発生した水没車、有償運送許可証とモンスタークレーマーのせいで排除難航中

千葉の水害被害車、数千台規模である。大半は不動車のため積車で運ばなければならないのだけれど、これが二つの点で難しい。まず法規対応。緑ナンバーの積車であれば問題なく移動させられるものの、白ナンバーだと有償で運ぶことに対し制限を掛けられている。有償運送許可証を申請すればいいものの、そんな猶予無し。国交相がまともなら特認措置を出せばいい。

写真/mlit

そういった知恵は無し! 緊急対応すべき状況でも役所って厳格です。稼働出来るレッカー車や積車には限りがある。加えてディーラーや自動車整備会社などが持ってる積車は、顧客からのリクエスト重視。路上のクルマを運ぶような余力なし。様々な場面で我が国の危機対応能力の低さを感じます。やがて起きるかもしれない南海トラフ地震では放置車両で大混乱することだろう。

二つ目はユーザーのクレーム。水没車両は基本的に廃車処分するしか無い。したがって多少乱暴に扱っても大きな問題にならない。でもユーザーによっては移動時にキズが付いたりするとモンスタークレーマー化する。本来ならトリアージし廃車必至なら大型のフォークリフトなどでどんどん排除していけばい。そんなことしたら大騒ぎになるため、廃車になるクルマも丁寧に運ぶ。

これまた広域で自然災害が発生することを想定しておくべきだと思う。前出の通り南海トラフ地震ではクルマを路上に置いて逃げる事態もあるだろう。その時にどうやってクルマを動かしたら良いか、決めておかないとならない。というか、当然ながらそういった想定をしてただろうと思っていたのに、政府はナニもやってなかったことが露呈した。大丈夫か?

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One Response to “千葉で大量に発生した水没車、有償運送許可証とモンスタークレーマーのせいで排除難航中”

  1. 昔のドイツ車が好き より:

    昔、緊急避難で車を置いて逃げる場合はキーを置いて行け、と教わったものですが、高級車乗っている人は何かしらに心理が働いてそうはしてくれなさそうなしんぱいはあります。

    まあ、水没車でも海外に持って行くビジネスがあるので、そういった車を勝手に持って行く不届き者も想定しなければなりません。おいていくときに、そこに間違いなく自分の車があったとナンバーと周囲がわかる写真を撮っておけば盗難届は大丈夫でしょうか?

    後輪電動パーキングは、エンジンかけなくともIG-ON状態で解除できるようです(ソルテラ/bz4x)。HEVだと前二輪はロックが外れないのでそちらを浮かせてけん引、ガソリン車ならシフトロックを外して、4輪フリーになればそのまま積載車に載せる…けどそれまでに手押しでも路肩に寄せて緊急車両が通れるようにしてほしい。自分だったら取りに来てくれるまで何とか寄せられるように試したい。
    千葉市は仕方ないなら勝手に移動していいとお触れを出したのかな。

    しかし、モンスターはどこまで行ってもモンスターですね。訴えるにしても手伝ってくれる弁護士はいなさそうですけども。

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